この年末年始、家庭内でインフルパンデミックが発生して、地獄の年越しを体験しました。9連休の全ての予定が吹っ飛びました。
折角なので、ブログに記録を残しておきます。「人の不幸は蜜の味」という慣用句もあるので、お楽しみくださいw
切っ掛けは保育園から
12月最終週に保育園でインフル出たって通知が来てて戦々恐々してたのですが、逃げ切れませんでした。子どもを保育園に預けている家庭の宿命とも言えます。
大晦日は実家に帰って、兄家族も来て、みんなで年越しの予定だったんですが、無念の回避。大型9連休は4人家族での隔離生活となりました。
5歳→パパ→ママ→1歳と絶妙に発症日をずらしながら五月雨式で感染していって、まさに地獄でした。
唯一の救いは、パパママ両方がダウンしているタイミングが被らなかった点。どちらかの大人が他3人の世話をする体制を整えられたのは良かったなと。
病院の待合室は地獄絵図
年末と年始に2回、休日対応している病院に行って、タミフルを処方してもらったんですが、超絶並びました。特に年明けの病院は午後の一番混んでいる時間帯に行ったので、病院の受付するだけで70分並びました。
受付番号をもらって自宅に帰って、再度電話で呼ばれるまで4時間かかりました。
待合室で待っている最中はそこら中で子どもが泣いていて、親も死んだ目をしていて、新年早々ここまで痛ましい現場は他にないだろうな、と冷静に見てしまう自分がいました…。
5歳の方は味覚に過敏で、タミフル飲めず。1歳の方はインフルワクチンを秋に受けていて、タミフルも飲めたのですぐ回復したんですが、5歳の方は、一度回復した後再度ぶり返して、2回目の発熱では40℃台まで上昇し、1日中ぐったりしていました。
朝起きてから「足が痛くて歩けない」と泣きながら話し、ネットで調べてみると、5-6歳のインフルでよくある合併症「ウイルス性筋炎」だったようです。
育児とは日々学び
病院の先生も「タミフル飲めないと、再発熱がよくあるし、5歳の子供がふくらはぎ痛くなって歩けなくなることもよくある」とのこと。
当事者としては、子どもが再発熱した時は絶望したし、「歩けない」と言い出した時は「インフルの副作用でそんなことあるんか…」と超絶不安になりました。
通院することでそういった心配事が解消されて本当に良かったんですが、それにしても育児って毎回、「知らないこと」に直面すること多すぎて、学びの日々です。
良かったこと
この正月、一切お酒を飲まなかったせいか、体重が1kg減りました。正月休みは基本的に暴飲暴食で1kg増えるのが常なので、差分で言うと2kg得したことになります。
あと、インフルエンザワクチンの重要性を再認識しました。1歳の子が重症化しなかったのはワクチン受けていたおかげだろうし、5歳の方も来年は受けさせようかと思います。
家族の絆も深まりました。親戚と会えなかったのは残念でしたが、1歳の娘が寝込んでいる妻の頭を撫でながら、「ままー、だーじょーぶー?」と声をかけるようになったりして、「1歳の子が気遣いできるようになった!」と成長する姿を見ることができました。
とはいえ、健康であることに越したことはないので、皆さんもご自愛ください。インフルは1月後半がピークというニュースも出ています(↓)。
我が家はインフルエンザA型の免疫を既に獲得したので、1月は悠々自適に過ごしますw