推し活に投資要素を組み込んだ一口馬主が人生の娯楽で最強説

みなさん、「推し活」という言葉を聞いたことはありますか?

自分が大好きなアイドルやアーティスト、俳優、スポーツ選手(チーム)、キャラクターなど、いわゆる「推し」を応援する活動のことを「推し活」と言います。

2021年の流行語大賞にノミネートされたので、聞いたことある人も多いかと。

僕は2006年に「ワールドカップ退職」を敢行してから、どっぷり「サッカーの応援」活動にハマりました。

サッカー日本代表を世界中追い掛けて、全世界で訪問したスタジアムは計181個。

Jリーグではコンサドーレの個人スポンサーまでやるようになり、日本代表とコンサドーレのサポート活動(推し活)をこの16年間続けてきました(サポーター活動の詳細はプロフィールをご覧ください)。

「他人に自分の人生乗っける」活動って夢中になるとすんごい幸福感を得られるんですが、でもこの推し活ってなんというか、哲学的には「無償の愛」がベースなんですよね。。

推し活の哲学を追求したこの書籍に「推しに見返りを求めたら地獄の始まり」と書かれています。

推し活においてリターンを求めるのはタブー。

この考え方もわかるっちゃわかるんですが、僕はコンサルという職業柄、費用対効果(いわゆるコスパ)をやっぱり気にしちゃうんですよね。

こんだけ時間とお金を費やしているのに、サッカーの応援ならば「試合に勝った後の喜び」だけがリターンって、なんかもっと他にないもんかなーって、おぼろげながら考える時期がありました。

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リターンがある推し活=一口馬主に出会ってしまった

そんなこんなで2018年。アクセンチュア時代の後輩が一口馬主をやっていて、「アシシさん、毎週競馬やってるなら一口馬主やりませんか?超楽しいですよ」と誘ってきたんです。

その後、サンデーレーシングに入会を試みるも抽選で落選、その後キャロットクラブに申し込んだら1頭当選して、2018年秋から一口馬主ライフをスタートしました。

あれから4年。すっかり僕も一口馬主の沼にどっぷりハマっています(通算12頭に一口出資しています)。

まだ競争馬が1歳の頃に「推し」の馬を選んで出資し、牧場から毎月送られてくる写真・動画付きのレポートを読んで期待に胸を膨らませ、2-3歳でデビューして、時には競馬場に出向いて「現地応援」をする。

推しの対象がサッカーチームからお馬さんに変わっただけで、これもれっきとした推し活と言えます。

更に一口馬主の凄いところは、推しの馬が勝ったら賞金がもらえるんですよ。

分野的には一口馬主ってまさに「投資」なんです。法的には金融商品を買っている扱いになります。

つまり、メンタル面の幸福感を与えてくれる「推し活」に、金銭的なリターンの要素を組み込むことで、精神的充足と経済的価値の両方がもたらされる(かもしれない)唯一無二の分野が一口馬主なんです。

「かもしれない」と書いたのは、当然投資元本を回収できない赤字の馬もいるから。一口馬主DBの入門コラムには「一口馬主が一頭の馬に出資して黒字が出る確率は12.8%」と書かれています。

でもその黒字が出る馬の中には、例えばキャロットクラブ所属の昔の活躍馬、リスグラシューとかいます。

回収率4759%とか、バグみたいな数値を叩き出しています。7万5千円出資したら300万円のリターンがあったとか、夢がありますよね。

ま、現実問題として、こんな馬に出資できるなんて相当運がないと無理なんですが、それでも単なる未勝利戦を勝つとかそんなレベルでも、応援してるとアドレナリンがドバーって出てすんごく達成感があるし、金銭的なリターンも返ってくる。更にうまく行けば黒字になるチャンスまであります。

ということで、推し活にかかる経費を「浪費」にするのではなく、「投資」扱いにできる一口馬主って、競馬好きなファンを沼にハマらせる凄く良くできたビジネスモデルだなと感心する次第でありますw

先ほどの「推し活」本では、「複数推しは推し活における最大のリスクヘッジ」と説いています。

僕もコンサドーレと一口馬主、うまい具合にバランス取りながら、これからも推し活全般を楽しんでいけたらなと思います。

「一口馬主には夢がある!とかそうやって煽っているお前は、実際問題どんだけ儲けてんだ?」と疑問に思う人もいるかと思いますので、僕の一口馬主の収支をまとめた記事をnoteで執筆しました。興味のある方はご一読ください↓

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