8月1日はノーザンファーム空港を訪れて、6月に出資が決まったサンデーTCの「ファイネストシティの23」と、昨年キャロットで出資が決まってデビューに向けて調整中のコーチェラバレー(キャンプロックの22)とアラマンダ(プルメリアスターの22)、計3頭を見学してきました。
見学前にノーザンホースパークのディープインパクトゲートにも行ってきました。
ファイネストシティの23
イヤリングからの移動が第1弾だったこともあり、調整は早い方。「上の兄弟があまり走ってないが、この馬は走りそうか?」と担当厩務員に質問したら、「まだ1歳なので何とも言えないが、馬体も立派だし、気性も問題ないし、現時点で欠点みたいなものは見当たらないので、期待しています」とのこと。適距離は芝のマイルあたり、だそうです。付き添いで来てくれた事務所スタッフも、「サートゥルナーリアの良い部分を引き継いでいると思いますよ」と太鼓判でした。
2頭目、3頭目に見学したのが2歳馬、この馬自体は1歳馬で、成長度合いとしてはかなり差があるはずなんですが、すでに450㎏台あって、落ち着きもあって、素人目ながら風格を感じました。40口初出資馬、走ってほしいです。
コーチェラバレー
馬体重は460㎏台まで成長していました。ここから絞っていくので、デビュー時は440~450kg台になるのではないか?とのこと。募集当初は小柄な馬でしたが、担当の方曰く「やっと中身が伴ってきた印象」。
移動はいつ頃?と聞くと、「お盆明けを予定しています」とのこと。公式では出てなかった情報なので、聞けて良かったです。「秋の京都芝1600mあたりでおろすことになるんじゃないか?」とのコメント。キズナ産駒らしく、王道路線を歩んでほしいです。
アラマンダ
こちらも馬体重は460㎏台まで増えていました(正確な数字はメモし忘れ・・)。公式では捻挫の一報がありましたが、その件について聞くのを忘れました。。
本州移動は「9月に入ってから、ですかね」と濁す感じでした。距離は?と聞くと、「しゅっと切れるタイプでもないんで、ある程度距離があった方がよさそう」とのコメント。
「レイデオロ産駒の牝馬って極端に馬体が小さかったり、勝ち上がり率も1世代目は低調ですが、その点どう感じますか?」と聞いたら、「この馬はこの1カ月でやっと成長が追い付いてきたイメージ。僕らも新種牡馬については手探りで進めているので、今のところレイデオロ産駒(の牝馬)については、あまり急がない方が良さそう」と回答してくれました。
確かにこの馬も募集時410㎏の小柄な馬体から、やっと460㎏台まで成長してきたので、これからの馬かなと感じます。馬体見てみても、まだトモの筋肉が付き切ってない印象があります。あまり焦らずに、じっくり仕上げていってくれればなと。
他の馬と比べて、この馬は特に甘えん坊でした。腕を伸ばすと「撫でろ撫でろ」と顔をすりつけてくる感じで、とにかくかわいかったですw
北海道に移住してきて、牧場見学が気軽に来れる距離感になったので、今後もたくさん来ようと思います!