柏レイソルのジュニアユースに所属していたミュージシャン、ナオト・インティライミが「コカ・コーラ 2014 FIFA ワールドカップ キャンペーンアンセム」の日本版を担当することが発表されました。
コカ・コーラ公式アンセムの2014年版はDavid Correyが歌う「The World is Ours」です。
この曲が原曲で、トロフィーツアーが世界中を周る中で、各国の有名アーティストがコラボして、それぞれの国バージョンの曲がそれぞれの国の言語でリリースされています。例えばこれがインドネシアバージョン。
前回大会の2010年南アフリカワールドカップでも同様の試みがされていて、当時のコカ・コーラ公式アンセム「Wavin’ Flag」が世界各国のミュージシャンが歌い、日本版はAIが担当していました。
ナオト・インティライミが歌う「The World is Ours」はまだインターネットで配信されておらず、プレスリリースによると4月18日からストリーミング配信が開始されるそうです。それより前に、ワールドカップトロフィーツアーの4月12日東北プロジェクト(詳細はこちら)でナオト氏がライブで歌う予定です!
僕は縁があって、ナオト・インティライミのメジャーデビュー前から、彼の曲に触れる機会がありました。
うちの兄夫婦が2007年頃に代々木公園を散歩していたら、たまたま路上でひとりで弾き語りするアマチュアミュージシャンの曲に惚れて、その場でCDと著書を買ってきて、その後僕に貸してくれたんです。それがまだ当時インディーズだった中村直人氏だったのです。「旅とサッカー」という共通項にビビビときて、僕も彼の曲を聞くようになりました。
で、2009年春、南アW杯出場32カ国を巡る「世界一蹴の旅」に出る3カ月前に、出場したフットサル大会にこれまた偶然にもナオト・インティライミが別チームとして出ていて、彼の元に突撃して、「僕ら3カ月後に南アW杯出場32カ国を巡る旅に出る予定で、その旅の名前を”世界一蹴の旅”と名付けたんですが、ぐぐってみると先にナオトさんがこのネーミング使っててかぶっちゃうんですけど、大丈夫ですか?」と聞いたんです。すると彼は「面白そうな企画だね。全然いいよー」と気さくに答えてくれました。世界一蹴の旅から帰国した後には、彼の日本武道館初ライブにも参戦しました。
プロデビュー以前から彼の曲を聞いてたり、偶然の出会いでお話をしていたり、そんな繋がりを持った偉大なアーティストと、今度僕がアンバサダーとして密着レポートするコカ・コーラのワールドカップトロフィーツアーで絡むことができそうです(詳細の日程はこちら)。「旅とサッカー」をテーマに長年活動を続けてきた結果、こうやって交錯することになるのは、ある意味必然だったのかもしれません。僕とナオト氏の不思議な繋がりについては、第3者が書いているこのブログを読むと理解してもらえるかもしれません。
僕は以前からサッカー関係者に「2014年ブラジルワールドカップの何かしらの公式ソングは、サッカー好きのナオト・インティライミが絶対ドンピシャではまるから、何とか彼にその大役回ってこないかな~」と2010年南アW杯が終わった以降、しきりに話していたんです。こういう結果が出てからの「僕は以前からそう訴えていた」と告白するやり方は後出しじゃんけんみたいで卑怯ですが、実際にそう言ってたんだからしょうがない。それが実現した形になって、いちファンとして本当に嬉しいです。
ということで、トロフィーツアーの最中にナオト氏と話せる機会があれば、書ける範囲でこのブログやツイッターでその模様をレポートしていきます。乞うご期待!