6月末までずっとバンクーバーの1ルームを借りっぱなしなので、6月27日の準々決勝・オーストラリア戦はエドモントンまで日帰りで行ってきました。
早朝便でバンクーバーからエドモントンへ。約1時間半のフライトでした。
エドモントンのスタジアム到着。快晴。湿度はないですがくそ暑い。ひなたの体感温度は30度越えてそう。世界一を決める国際大会の準々決勝、負けたら終わりのヒリヒリ感を楽しみながら、決勝見据えてカナダ入りする仲間のためにも応援頑張ります! pic.twitter.com/w3hNhrvUbu
— 村上アシシ@カナダ (@4JPN) 2015, 6月 27
なでしこの試合が行われるエドモントンのスタジアムで、ガンバのユニフォームを着ているカナダ人を発見!ガンバがセカンドディビジョンにいた時にスタジアムで観戦したんだって!なんでガンバ見に行ったの?と聞いたんだけど、早口で聞き取れずw pic.twitter.com/ThF6sqOTpD
— 村上アシシ@カナダ (@4JPN) 2015, 6月 27
キックオフまで時間があったので、スタジアムを一周してたらこんなテラス席が。ウィニペグのスタジアムと一緒でした。
コンコースで今大会のマスコットとも遭遇したので記念撮影。名前は知らんw
太鼓を持ってくる浦和レッズレディースのグループが試合直前に到着するという連絡が入ってたので、彼らが到着するまで選手たちのアップ風景を見学してました。
田中明日菜
永里亜紗乃
こうやってミラーレス一眼のズーム機能使ってパシャパシャ撮ってたら、こんな事件が起きました。
スタジアムの最前列で写真撮ってたら、近くにいた日本人女性と雑談する形に。 女性「もしかしてアシシさんですか?」 アシシ「あ、はい」 女性「いつもお世話になってますー笑」 アシシ「?」 女性「佐々木の娘です」 アシシ「??」 女性「父から色々話聞いてますよ」 まさかの展開にびびったw
— 村上アシシ@カナダ (@4JPN) 2015, 6月 27
彼女とは5分くらい話したんですが、ちょっとネット上では話せないネタ満載だったので、このネタは7月11日の大阪講演会でお話しします!詳細はこちら ということで選手入場&国歌斉唱 この日は19,814人の入場者数でした。準々決勝にしては少し寂しい数字。 後半ロスタイム、バモニッポンのスローバージョンで皆頭の上で遅めの手拍子しながらのコール中に抜かれたようです。僕は左上の方にいます。
試合は岩渕真奈のW杯初ゴールで、1-0で勝利。詳細の内容は江橋さんのコラムが個人的に好きなので、こちらをご覧ください。 試合終了後、ラウンド16と同様、この横断幕が掲げられました。 ガンバ大阪ユニフォームを着たカナダ人らとも、試合後に記念撮影
男子代表では永遠のライバルであるオーストラリア相手に、なでしこは1-0で勝ちました!2006年ドイツW杯のカイザースラウテルンでは多くの豪州人に屈辱の対応をされましたが、今回は試合後に仲良く飲んでます! pic.twitter.com/pHTXXT2kja
— 村上アシシ@カナダ (@4JPN) 2015, 6月 27
それにしても、やっと「準々決勝の壁」を乗り越えることができました。
2011~2012年は僕が現地参戦する国際大会はことごとく良い成績をおさめていました。男子のカタールアジア杯、女子のドイツW杯のアベック優勝、ロンドン五輪の男子ベスト4、女子準優勝などなど。
しかし、2012年ロンドン五輪以降、僕が現地参戦する主要な国際大会では、ひたすら準々決勝で負けることが多くなりました。
- 2012年U-19AFC選手権@UAE
- 2014年U-22AFC選手権@オマーン
- 2014U-19AFC選手権@ミャンマー
- 2015アジア杯@オーストラリア
この4大会全て、帰国便は決勝の翌日か翌々日に取ってあったのに、ことごとく決勝トーナメントの準々決勝で負けたんです。敗北後の1週間は心ここにあらず状態。もうトラウマみたいになってました。
そんな状態をやっと脱することができました。ベスト4に進出すれば、万が一準決勝で負けても3位決定戦があるので、残り2試合が確定します。もう「帰国便の変更」という心配はしなくて良くなりました!なでしこジャパン、ありがとう!
ということで、その日の深夜便でバンクーバーに帰還。7月1日の準決勝(日本時間では7月2日午前8時キックオフ)に向けて、対戦相手のイングランドのデータを分析したコラムをYahoo個人にあげてますので、未読な方はご覧ください!
——————-
村上アシシのプロフィールはこちら。(先日更新しました)