節税対策のおすすめ本2019年版 フリーランス向け&法人化した人向け

僕は2006年に脱サラして今年で13年経ちますが、最初個人事業主を7年やった後、2013年に法人成りして会社経営は今年で6年目になります(とはいっても社員一人の会社ですが)。

フリーランス時代の2013年に、確定申告関連の書籍4冊のレビューをまとめてブログに書きましたが、もう6年も経ってしまったので、新たに最近読んだ節税対策本の中からおすすめの書籍をご紹介します。

正直に言うと、節税対策に関する本はどれをとっても内容は大体同じなんですが、「最新のビジネス形態に沿った内容になっているか?」「建て前じゃなくぶっちゃけ話を展開しているかどうか?」の2点で尖った書籍を紹介します。1冊はフリーランス向け、1冊は法人化した人向けです。

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Amazonでベストセラーになっているフリーランス税本(マンガ)

ツイッターのフォロワーが万単位の税理士さんが、マンガ形式で節税方法を説いてくれています。

発売から2カ月たった現在でも節税対策部門で1位の売上で、ベストセラータグが付いています。

【この本の特徴/おすすめの点】
・対象は駆け出しのフリーランス向け(所得税と住民税の課税タイミングがずれるとか、手取り足取り系の説明)
・マンガだからサクっと1時間くらいで読めちゃう(重要なところはちゃんとコラム形式で文章になってる)
・説明が非常にわかりやすい&網羅的
・発売が2018年11月で、アフィリエイトとかクラウドファンディングとか仮想通貨とかも取り上げていて、まさに最近フリーランスになった人向け←ここ重要
・会計ソフトでクラウドのマネーフォワードを推していたり、至る所で僕も同意する箇所が多し

リンクはKindle版にしましたが、マンガなら紙で読みたいという人は、リンク先で紙の方を選んでください。

元国税調査官が書いた究極の法人節税本

続いて、個人事業主から法人成りした人を対象にした節税対策本を何冊か読んでみたんですが、ここ最近(2017~2018年くらい)出版された本でめぼしいモノは見つからず。ちょっと古いですが(2014年出版)、この本を超えるひとり法人向けの書籍は見当たらないので、ご紹介。

【この本の特徴/おすすめの点】
・対象はフリーランスから法人化しようと考えている人、もしくは法人化した人
・元国税調査官がひたすら「ぶっちゃけ話」をしてくれるので、目から鱗の節税方法ばかり
・ただし、実際に顧問税理士に相談するとNGをもらうこともよくあるので、フィージビリティ(実現可能性)があるかどうかは各個人で顧問税理士に確認してください
・ちなみにこの元国税調査官の大村大次郎という方、ペンネームだそうです。アマゾンでこの著者名で調べると何十冊と節税対策本がヒットします。2011年に出版した「あらゆる領収書は経費で落とせる」が大ヒットしたことで、類似本を色んな出版社から出している模様。
・僕が去年出版した「半年だけ働く」書籍の中で、一部節税対策についての所見を述べていますが、結構この書籍から学んだノウハウ多いです。

何十冊とある彼の書籍では、法人と個人事業の2パターン毎に、「この節税対策はOKか?」とQ&A形式で進めるこの書籍もお勧めです。

節税対策をせずにハマった納税地獄

最後に僕の失敗談を。

フリーランス3年目の2008年、ほぼ1年間コンサルタントとしてフル稼働して、節税対策の「せ」の字も知らずに、めぼしい経費も計上せずにコンサルの売上をそのまま計上したら、とんでもない税金を徴収されて、しかも翌年、1年間”世界一蹴の旅”に出て固定収入ほぼない状態なのに、予定納税でまたすごい金額徴収されて、っていう納税地獄を味わって、僕は「節税の大切さ」を痛感しました。

一度失敗してその重要性を身をもって学ぶ体験ってのはそりゃ大事ですが、やっぱり先に知識を持っていれば避けられた失敗はわざわざ経験する必要もないので、これから独立を考えている人や法人成りを検討している人は、是非上記書籍を読んでみてください。何万円、何十万円の効果があること必至です。

なんで僕がこんなに節税対策本を読んでいるかというと、1年前に自分が出版した書籍の中で、節税対策に関連したノウハウを執筆していたためです。

ぶっちゃけると、僕が半年間働かない理由は、節税対策なんですw

興味のある方はお読みください!



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