新人研修の講師を3年連続で担当 「ゆとり世代」に対する教育について感じた事

今のコンサルプロジェクトは3年半続いているんですが、稼働を週5から週3に減らしてから、別の短期案件に首を突っ込むことが可能になったので、4~5月の新入社員研修繁忙期に外部講師を担当するようになりました。

今年で3年連続で、SI企業やコンサル企業の新人研修に外部委託で関わらせてもらっているんですが(2年前のブログはこちら、去年のブログはこちら)、ゆとり世代に対して僕らロスジェネ世代がどのように接すれば共感を得られる研修を遂行できるか、色々と思考錯誤して3年間やってきました。

当初は「モチベーション革命」という書籍がベストセラーになる時代に辟易してました、僕。

でもこういった書籍をちゃんと読んで、「なぜ今時の若者はやる気や自主性がないのか?」という根本的な背景を理解し、そういった彼ら彼女らに寄り添った「教え方」をしないとダメなんだなと。

ホントね、栄養ドリンクCMの「24時間戦えますか!」のキャッチフレーズが流行っていた時代に徹夜上等で働いていた僕らは、メンタルそのものを入れ替えて彼らに接しないと、共感なんて得られないんです。

そういう意味では3年連続で20代前半の新入社員と直に接して、彼らの内に秘めるモチベーションをどうやって沸騰させるかの術は、段々と理解してきたつもりです。まだまだ試行錯誤は続きますが。

村上アシシと子シシ

今年は3社を担当し、研修期間中に子どもの誕生に立ち会えました。

産まれた翌朝の講義冒頭で「人生でベスト3に入るイベントが昨日ありました!なんと、子どもが産まれました!」と報告すると、受講生みんなから拍手喝采を頂きました。講師冥利に尽きます。

ちなみに1カ月半の長丁場、ひたすら立ち仕事、マイクを使わず腹の底から教室に響き渡る声を発声していたら、2.5㎏痩せました。10㎞ランニングを継続するとかより、俄然ダイエットに効果ありそうです。登壇ダイエットw

もっとも長く担当したクラスでは、最終日にクラス全体の飲み会に誘われ、「村上アシシ」の顔で色々と話してきました(講義初日にサッカークラスタの受講生がいて、バレたクラス)。

お酒が入って「アシシさんはぶっちゃけ年収いくらなんですか?」とか聞かれたんですが、本業の人月単価は下記書籍に書いてます。

副業の方の収入は以下のnoteに書いてるので、買ってくださいw

登壇最終日に、子ども誕生になぞらえてこんな話をしました。

「先月産まれたうちの子どもは、ミルク飲む量とか起きてる時間の長さとか、毎週自己ベストを叩き出してます。皆さんもある意味、ビジネスパーソンの新生児と言えます。どんな仕事でもやればやるほど成長を自覚できると思います。皆さんには伸びしろしかありません。毎週自己ベストを叩き出して、突き抜けてください」


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