9月26日、27日と1泊2日でコパ コカ・コーラの決勝大会COPA CAMPに行ってきました。
8月に行われた地区予選(各地の現地レポートはこちら)を勝ち上がってきた中学生の6チームが静岡県裾野市に集結しました。
1日目は札幌、埼玉、横浜、名古屋、大阪、福岡それぞれのチームで11人サッカーが行われました。
ちなみにMCのケン・マスイさんが実況、アンバサダーの北澤豪さんと松木安太郎さんが解説する形で全試合マイクで実況・解説されていたのですが、随所に松木節が炸裂していました。
コパ コカ・コーラ実況中の松木節 松木安太郎「無尽蔵なスタミナといえば、昔はパクチソンか北澤豪かって言われてたからね。肺が4つあるんじゃないかってね。そん時は何て答えればいいか知ってる?」 北澤豪「なんですか?」 松木「ハイハイハイハイってね!だははははははは」
— 村上アシシ (@4JPN) 2015, 9月 26
COPA CAMP http://t.co/RW2n3AMnyi での松木節 北澤「松木さんのテンションに子供達、戸惑ってますよ」 松木「そんな北澤さんはコパ コカ・コーラのアンバサダーなの?僕はアンバランスだから!だはははははは」 pic.twitter.com/vH3Z2g9byO — 村上アシシ (@4JPN) 2015, 9月 27
親父ギャグを連発する松木さんに対して、どちらかというとまじめ路線の解説の北澤さんは、すごく戸惑っている感じがしました。よくよく考えるとこの2人、Jリーグ初代優勝クラブ(当時のヴェルディ川崎)の監督と選手なんですよね。
会社でいうと元上司と部下の関係なので、そういう部分でやりにくい部分は正直あったのかなと。でも2日目はどんどん噛み合ってきて、松木さんのボケを北澤さんも頑張って拾うようになってきてました。さすが日本のダイナモですw
1日目の夜はレクリエーションが行われました。
この場でサプライズ発表があり、6チームが解散、メンバーがシャッフルされました。
元Jリーガーが新しい各6チームを監督として担当することになり、翌日2日目は新チームで試合をすることに。
新チームでのミーティング。
個人的に思うのは、中学1~3年生という年代で、日本各地の子供たちとこうやって親睦を深められる機会って滅多にないんじゃないかということ。
僕の場合、札幌で産まれ育って、中3で東北に修学旅行に行ったくらいで、そもそも道外の同年代の人達と仲良くなるチャンスなんて皆無でした。そういう意味で、サッカーというスポーツを通じて地域の垣根を超えて友達ができるってのは、ホント羨ましい限りです。
ちなみに札幌と福岡のチームの引率者に聞いたのですが、初めて飛行機に乗ったという生徒が全体の4割位とのこと。多感なこの年代で、「初めて飛行機に乗る」ってだけでも凄く貴重な経験になったのではないでしょうか?
1日目夜のレクリエーションで、参加者全員にCOPA CAMPデザインのユニフォームが配られました。
アンバサダーの北澤豪さんとも記念撮影。
そして2日目。
コパ コカ・コーラ決勝大会COPA CAMPの2日目@静岡県裾野市、朝8時から始まってます。1日目の現地レポートがJリーグ公式サイトに載っています→ http://t.co/nEC9jhDm5d pic.twitter.com/tTM8CcjMmS
— 村上アシシ (@4JPN) 2015, 9月 26
最初はシャッフルされた新チームで、それぞれの元Jリーガー監督が指揮をとって、ガチンコの11人サッカーが繰り広げられました。
続いて、元のチーム編成に戻って地区予選でも行ったバブルサッカーで勝ち点を競いました。
昼過ぎに全競技を終了。
表彰式では、元々各選手に割り当てられていた役割(ロール)ごとに、最も個性を発揮した選手が選ばれ、ベストロール賞として、今年12月に日本で開催されるクラブワールドカップのクラブフラッグベアラーの権利が与えられました!
メッシやネイマールと同じピッチに立てるかもしれないとか、サッカーやってる子供にとっては夢のような舞台ですよね。
そして、栄えあるCOPA COCA COLA 2015の優勝は大阪地区代表のAC八雲が輝きました!その場でAC YAKUMOとプリントされたコカ・コーラトロフィーが贈呈されました。
最後に参加者皆で記念撮影。
オフィシャルレポーターとして感じたこと
今回、僕はオフィシャルレポーターとして地区大会の4会場(名古屋、大阪、札幌、横浜)と決勝大会をレポートさせて頂きましたが、ホント僕が中学生だった頃にこんな大会あったら絶対参加したかった!というのが本音です。
だって、レポーターとして参加するより、自分自身が選手として参加した方が100倍楽しいですもん。別の地域の同級生と交流して、元Jリーガーから指導を受けて、終いには活躍すればクラブワールドカップのフラッグベアラーできるんだから、こんな経験、本当にプライスレスだと思います。中学生たちに本気で嫉妬しましたw
そんな掛け替えのない体験を無償で提供するコカ・コーラ社の「懐の深さ」に改めて感服した次第です。Jリーグのスポンサーでもあって、スポーツをこうやって積極的に促進する企業が、日本のサッカー文化を支えてくれているんだなと。
そうそう、子供たちについてですが、初日はなんか皆、長距離移動で疲れているのか、もしくは緊張のせいか、あんまり元気がない感じでしたが、夜のレクリエーションを通して親睦を深めたせいか、バブルサッカーの面白さのせいか、2日目はすごい皆楽しそうで、笑顔がはじけてて、素敵な思い出を作れたんじゃないかなと思います。
僕は単にレポーターとして参加させて頂いたんですが、子供たちの満足気な表情を見て、僕の方まで嬉しくなっちゃいました。若いっていいですねw
ということで、COPA COCA COLA 2015はこれにて閉幕。今年で日本では3回目となりましたが、来年も4回目が必ず開催されるでしょう。地域予選がどこの都市になるのかは未定だそうですが、このレポートを読んで興味を持ったご父兄の方はお子さんのためにも、是非来年、参加を検討してみてください!サイトはこちら。