出鼻を挫かれた中国戦(1-2で敗北。現地レポはこちら)の翌日、日本代表の練習を見学しに朝から出掛けました。
人工都市ネピドーは片側6車線の道路にほとんど車が走ってません。公共交通機関がないため、毎日タクシーを1日貸切状態。
練習場についたら脇でミャンマーの子供たちがストリートサッカーをしていたので、代表のバスが来るまでメディアの方たちと一緒に混ざることにしました。
子供たちはみんな裸足で蹴ってたので、これはレギュレーションを同じにすべきだろうということで、僕ら日本人も裸足になる展開。
裸足でコンクリートの上で球蹴りってのは、相当つらかったw
案の定、足の裏の皮がめっこり剥がれて、負傷交替w
試合後、ミャンマーの子供たちと自撮り棒で撮影
記者やカメラマンの方も混ざって、自撮り棒で記念撮影。
代表のアウェイ遠征ってこういう国際交流もセットで付いてくることが多いので、面白いです。
ということで、代表バスも到着したので練習見学。
練習が始まる前に鈴木監督から檄が飛び、皆から威勢のいい掛け声が聞こえ、非常に良い雰囲気で練習が始まりました。
磐田サポの鈴木さんが横断幕を掲げてました。
前日の先発メンバーは軽いメニューのみ。前日ベンチスタート組はそれなりのメニューをこなしてました。千葉のオナイウと競る札幌の内山。今週末の対戦カードだw
軽いメニューを終えた後、ピッチに座って練習を見つめるC大阪の南野拓実。
練習を見ていて感じたのは、高木豊(元プロ野球選手)の息子である三兄弟(全員Jリーガー)の三男坊、東京Vの高木大輔がムードメーカーとして非常に機能しているなということ。
仁川アジア大会で準々決勝で敗退したひとつ上の世代のU-21日本代表には居ない存在。
高木大輔は練習中もほぼずっと喋ってますw コーチの指示に対してもよく質問を返したりするし、威勢のいい掛け声の第一声は大体彼から。
初戦で負けてどんよりしていたチームの雰囲気を彼ひとりの言動で一変させている感すらあります。
こういう選手が代表チームにひとり居るか居ないかってのは、本当に大きい差のように思います。代表の国際大会は短期決戦なので、暗いムードを一気に明るく変えることのできる選手の存在意義は非常に大きい。
全体の練習を見ていても、前日に負けたチームとは思えないほど活気が溢れるものでした。
練習終了後、バスの出待ちをして各選手と会話しました。
ムードメーカー、高木大輔。
自撮り棒に興味津々でスタッフの人に「これ買いに行きましょうよ!」とねだってましたw きっとネピドーには売ってないと思います。。
浦和レッズの関根貴大とは長めに話しました。
韓国対ベトナムを90分間見てて、右SHの彼が対峙するであろうベトナム代表の左SB(背番号7)の特徴を把握できたので、その情報を伝授しときました。ボール持ったらやたらとキックフェイントをしてくるので飛び込まない方がいい、守備は軽いのでどんどんドリブル仕掛けて、などと伝えておきました。「あの左利きの選手ですよね?」と返してきたので、それなりに情報は入っているようでしたが、彼が右サイドを制圧してくれることを願います。
オナイウは上半身裸だったんで、「写真一緒に撮っても大丈夫ですか?」と聞いたら全然大丈夫みたいな感じで撮ってもらえました。
Jリーグ屈指のイケメン、広島の宮原和也。ちょい変顔での撮影は定番なんでしょうかw
我らのうっちー、内山裕貴。
札幌から持ってきた彼の横断幕の話をしたら「凄い目立ってましたね。ありがとうございます」ととても謙虚に答えてくれました。
脳震とうの状態はどうか聞いたら、もう今は全然大丈夫とのこと。実際の練習でも完全合流してたので、心配は無用かと。元々はスタメン取れてた状態での離脱だったので、彼も相当悔しそうでした。うっちーが出なかった中国戦の結果が負けで、かつ中1日で試合が続くので、ベトナム戦か韓国戦で必ず出番が回ってくることでしょう。
練習見学の帰りはミャンマー料理のビュッフェスタイルのお店へ。ミャンマー料理は見た目が結構ぐろいのが多く、油多めな感じでした。
帰りにタクシーの運ちゃんに行って、ちょっと観光もしてきました。ネピドーのシンボル的存在のパヤー(仏塔)。
白い象さんもいました。
ということで、初戦の中国戦を負けたことで後がなくなりました。U-20ワールドカップ出場権獲得するには、三連勝するしかありません。前日練習を見た感じだと、キモチの切替はできているように見えたので、彼らならやってくれると思います!信じましょう!ベトナム戦は今日の日本時間18時キックオフです!CSテレ朝チャンネルで生中継です。