今日は明治安田生命J2リーグ第6節、コンサドーレ札幌対東京ヴェルディを観に札幌ドームに行って参りました。
世界中33カ国、133カ所のサッカースタジアムを巡ってきましたが、札幌ドームって世界一特殊なスタジアムだと思うんです。バックスクリーンの存在するスタジアムなんて行ったことないし。 pic.twitter.com/kxfIcMqy1w
— 村上アシシ (@4JPN) 2015, 4月 5
ヴェルディのサポーターはビジター席で試合前に円陣を組んでました。札幌のホームゴール裏選手入場時 今日はとっくんこと、都倉賢がキャプテンをつとめてました。札幌では初かと。
試合前にこんなツイートをしたんですが、
うっちー、とっくん、ナザリトを三枚並べる布陣って超豪華なんだけど、何というか、とりあえず点取り屋並べてみました感があって、個人的には好きくない。。シャドーに配給係いないと単純に攻め手に欠く形になると思うんですが、いかがでしょうか? — 村上アシシ (@4JPN) 2015, 4月 5
前半はその予想が的中し、全く見せ場なしの0-0。
後半15分に、札幌のボランチ・堀米悠斗が中盤のパス回しでボールを失い、ヴェルディにショートカウンターを喰らってあっさり先取点を献上。
チーム全体が下を向く感じの残念な失点の仕方でしたが、落ち込んでいる堀米に真っ先に声をかけにいったのは、古田寛幸でした。その後キャプテンのとっくんも頭をポンポン叩きにいき、切り替えを促していました。
その後、後半25分にウイングバック古田がサイドから中にドリブルで切り込み、中央のとっくんへパス。とっくんがそれをダイレクトで前線にループパス。それをナザリトがDFを背負いながらハーフボレーでゴール。1-1の同点に追い付きました。
この3人の連携で取ったゴールでした。今日は週末なのに観客動員数、1万人越えならず。キャプテンマークを巻いた都倉賢。
試合はその後スコアは動かず、1-1で試合終了。勝ち点1を分け合う形になりました。スタジアムを一周して観客に挨拶をしている時、背番号31の堀米悠斗は毎回深々と頭を下げていました。
前々節の大宮アウェイ戦でも、堀米のボールロストからピンチを招き、パウロンが決定機阻止で一発退場してたので、さすがにこのミス連発は苦しいところですが、バルバリッチはそれでも彼を90分間フル出場させていたし、ユース上がり3年目の若手を育てようという意思を感じます。
第6節を終えて、2勝2敗2分けの五分の戦績。
明治安田生命J2リーグ勝点表(第6節終了時点) 15磐田 14千葉 13長崎 12C大阪 金沢 11岡山 大宮 10 09東京V 08札幌 讃岐 横浜FC 07京都 福岡 愛媛 06熊本 北九州 05群馬 徳島 水戸 栃木 04大分 03岐阜
— 村上アシシ (@4JPN) 2015, 4月 5
相変わらず、FWナザリトのフィジカル頼みの糞サッカーというスタイルは変わりないですが(ナザリトは6試合で5得点)、唯一の希望は右ウイングバックの古田寛幸でしょうか。攻撃の起点がほぼ彼の仕掛けに依存しているように思います。
守備面で難ありの選手なので(前節京都戦は彼のファールで与えたFKを決められた)、もう1列前のシャドーで使ってみるのもありかもしれません。U-22日本代表の招集で離脱していた荒野も戻ってきたことですし。
とにかく、司令塔の小野伸二が復帰する夏までは、ユース上がりの若手の成長を待つしかないのかなと。今日も試合後、メインスタンドからいくつか野次が飛んでましたが、サポーターも我慢の時期かもしれません。
ここら辺の戦術的な話については、4月19日のホーム水戸戦の後に開催する講演会の場で、ゲストの曽田雄志氏に解説してもらおうと思っています。興味のある方は是非足を運んでください。詳細はこちら。
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村上アシシのプロフィールはこちら。(先日更新しました)