W杯アジア予選 北朝鮮戦現地レポ 初戦の難しさってのは、ゴール裏も一緒なんです。

9月2日はザックジャパン、2014ブラジルワールドカップ・アジア3次予選初戦の北朝鮮戦を観に埼玉スタジアムまで行って参りました。

台風も西側に逸れてくれて、雨も降ったり止んだり不安定な天気でしたが、無事スタジアム到着。

キックオフ1時間前のスタジアム。今日は魂を込めて応援するため、ホームゴール裏へ。

こんなワールドカップもありました。雨仕様でビニール包みw

なぜかゴール裏に巨人のラミレスもいました。斜め上いきすぎだろwww

背番号をキラキラする奴でデコッてるサポーターもいました!

んでもって選手入場。北朝鮮のアウェイエリアをJFAが異常に広く取ってた理由が気になります。。

スタジアムの全体像はこんな感じ。やっぱり埼スタは両サイドのアーチ照明がカッコよす。

そして前半途中にゲリラ雷雨到来!

雨のしぶきが写真に鮮明に写る、凄まじい雨量www

このゲリラ雷雨は10分くらいで過ぎ去ってくれましたが、それにしても、このゲリラってる時は、屋根もなくふきっさらしのゴール裏は大混乱でしたヽ(゚◇゚ )ノ

後半の遠藤FKのシーン。

今日の来場者数は54,624人。台風の影響もあってか、いつもの1割減でしたね。

試合は皆さんご存知の通り、後半ロスタイムの吉田麻也の劇的ヘディングゴールで1-0の辛勝でした。

試合後、ヒーローインタビューを受けるまやや。

試合終了後、いつもの横断幕を持って、選手みんながスタジアムを一周してました。

この試合に対する様々な想いは既にツイッターで吐きまくりましたが、再度まとめてみます。

後半ロスタイムのスタジアムの盛り上がりは、テレビを見ていた人も感じたと思いますが、最高点に達しました。コーナーキックの連続で、会場全体が360度包囲網で押せ押せモード。

5万人の日本サポーターが一体となり声援を送ることで、決勝点を”アシスト”したといっても過言ではないと思います。

ただ、そんな素晴らしい雰囲気はロスタイム5分間だけでした。それまでの90分間は、ホームならではの一体感、W杯予選ならではの緊張感をあまり感じない、微妙な雰囲気でした。

でも、この現象、W杯出場権を賭けた逼迫感をあまり感じられないスタンドの雰囲気ってのは、ある意味しょうがないのではないかと。

というのも、スタジアムに来ている多くのサポーターにとって、W杯ってのは出場するのが当たり前、みたいな前提があるように思えるからです。

2006ドイツW杯を惨敗した後、日本代表の人気は右肩下がりの状態で、それが2010南アW杯でベスト16、2011カタールアジア杯で優勝という結果を残したことで、一気に代表人気もV字回復し、悲観論が蔓延っていた暗黒の時代を抜けました。

ここ最近の代表人気に乗っかって、去年や今年にサポーターデビューした人も多いだろうし、イケメン選手のうちわを持ってジャニーズのコンサートの感覚でスタジアムに足を運んでるギャルサポもいると思います。

そういう人たちに、W杯切符に対する渇望感を持てっていっても、無理。だって、W杯予選を共に闘うのが初めてなんだもん。

でもね、僕はそれはそれで良いと思うんです。それが時代の流れだから。

その中で、僕らのような南アW杯の予選を共に闘った経験のあるコアサポーターが色々と工夫して、そういうW杯予選の厳しさを体感したことがない駆出しサポも巻き込んで、よりよいスタンドの雰囲気を形作っていけばいいと思うんです。

僕らサポーターもまだ、予選の初戦なんです。チーム作りはこれからという認識で、2年間の長きW杯への道を、共に歩んでいけばいいんじゃないかと。

そういう意味では、「W杯予選ってホント大変なんだよ」ってのを身に染みる形でサポーター皆が苦しみながら、勝ち点3を取ることができたこの結果は、最高の船出となったんではないかと。

そんなふうに、僕は思います。

さて、明日9月4日にウズベキスタンではなく、中国・済南に飛びます。そう、ザックジャパンではなく、なでしこジャパンを応援しに行ってきます。

今年のザックジャパンは全試合現地観戦してたんですが、ここで皆勤賞途切れます。。男子と女子のサポートの両立ってホント大変なんですよ。。

9月5日月曜 日本時間16:30キックオフ 日本対豪州(NHK総合)
9月8日木曜 日本時間16:30キックオフ 日本対北朝鮮(NHK総合)
9月11日日曜 日本時間20:00キックオフ 日本対中国(NHK BS)

この3試合を現地観戦してきます。初戦のタイ戦を観ると、現地に行ってる日本人サポーターはほんの数人のようなので、確実にテレビに抜かれると思います。探してみてください!

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