9月5日は中国・済南の地で、女子サッカー・ロンドン五輪アジア最終予選の第三戦、なでしこジャパン対豪州の試合を現地観戦してきました。
山東スポーツセンターにちょんまげ隊もピン隊も集結!
初戦、第2戦ともに太鼓の持ち込みはダメだったようなんですが、第2戦の対戦相手の韓国は思いっきり太鼓使って応援してたので、今度こそは太鼓を持ち込もうとサポーターも決起して警備員に挑みました。
日本語話せる中国人ボランティアスタッフの姿勢が強硬で、「なんで韓国は良くて、日本はダメなんですか?」と何度聞いても「ダメなものはダメなんです」の一点張り。
「韓国は良くて、日本はダメな理由をちゃんと説明してもらわないと、それって国家問題に発展するよ?」と若干こちらも強引路線で説得を試みるも、最終的に警備員だけでなく、公安部隊に取り囲まれ、万事休す。
さすがに公安相手に問題起こすと、リアルに帰国できなくなりますからw
日本人サポーターはどんな席種を買っても、ゴール裏のこのエリアに移動させられます。
予選5試合の中で、最も重要度の高い試合というのはサポーターの中でも共通認識のようで、なでしこリーグの各クラブのコールリーダーらも来ており、ゴール裏のサポーターは人数15人くらいと少ないながらも、コアなメンツが揃って、応援体制は万全。
キックオフ前の両国国歌斉唱。
試合はポゼッション率で大きく上回る日本が前後半通して豪州を圧倒し、迎えた後半17分。鮫島からのロングフィードに対する永里の完璧なポストプレーから、最後は川澄がゴールを叩き込み、その1点を守り切って1-0で勝利!
試合終了後、メンバー全員でゴール裏まで挨拶に来てくれました。
中継を見てくれた人には伝わったかと思いますが、試合会場には観客がほとどんど入ってない状態なので、僕らコアサポーター15人が発するニッポンコールは面白いようにスタジアムに反響し、ある意味僕らの合唱コンクール状態でしたw
挨拶終了後、永里妹(亜紗乃)がひとりでピッチ脇に転がってるドリンクを回収してました。そういう役割なのかな?
負傷した岩渕真奈に代わって代表入りした永里妹ですが、今大会はフィールドプレーヤーで唯一出場機会がなく悔しい思いをしているはず。それでも、控えの選手としてサポートに徹する姿勢がヒシヒシと伝わってきて、こういう選手にスタメンの選手は支えられてるんでしょうね。
この後、ザックジャパンのウズベキスタン戦を観にタシケントに飛ぶちょんまげ隊隊長、ツンさんと記念撮影。
太鼓がなくとも、少人数であろうとも、声出しができる人が集まれば、これだけの「パワー」を選手達に伝えることができるんだなと、妙に実感した試合となりました。
試合前、試合中に何度も国際映像に抜いて頂いたようで、光栄です(≧∇≦)
次の北朝鮮戦(9月8日日本時間16:30キックオフ)も試合会場を完全ホームの雰囲気にできるよう、中2日の休息日で僕らサポーターも「喉」のコンディションを整えようと思いますw