バイエルン対チェルシーのCL決勝をミュンヘンで見た翌日、今度はなでしこ対決の女子ブンデスリーガ、デュイスブルク対ポツダムを観戦しに、デュイスブルクまで移動してきました。ICE(高速鉄道)で5時間。
デュイスブルク中央駅まで来て、インフォメーションで女子ブンデスのデュイスブルクのスタジアムへの行き方を聞いたら、バスを2回乗り継ぐ必要があると。
これは難易度高い移動だなと思ってたら、案の定、乗継のバス停で、1本目のバスの遅延のせいで、1時間に1本しか来ない2本目のバスを逃すという事態発生w
バスの中で仲良くなったジャミール君(ドイツ人とチュニジア人のイケメンハーフ。写真撮んの忘れたw)が色々と地元民に道を聞いてくれて、スタジアムまで歩くことに。45分かかったので、約5kmは歩いたかなと。。
スタジアム近くは路駐だらけでした。こんな田舎じゃなくてもっと都会にスタジアム作ってよ。。w
足が棒になりつつ、この看板が見えた時は超絶嬉しかったですw
こじんまりとしたチケット売り場。窓口は2つだけ。
当日券は8ユーロでした。裏のはがきサイズの紙は来季のシーズンチケットの案内。
ホントは練習中にスタジアムに着いて、安藤や永里に声をかけたかったんですが、入場したら既にキックオフして数分経ってました_| ̄|○
基本ピッチのすぐ脇の看板の外で立ち見です。
メディアのカメラマンの人達も、コーナーフラッグのすぐ脇でざこ座りw
男子ブンデスリーガのサポーターは発煙筒だわ、ピッチ乱入だわで過激すぎるイメージがありますが、女子ブンデスのサポはとても平和的。
「牧歌的」という表現が最もしっくりくるスタジアムの雰囲気かと。
看板を跨がなくともピッチに普通に入れるとこもありましたw どんだけ平和ww
ゴール裏の敷地は傾斜のある芝生になっていて、家族連れがピクニック気分で観戦してました。
3~4歳の子供がわしゃわしゃ遊んでたり、杖をついたおじいちゃんがビール片手に観戦してたり、ある種 football in the park の様相を呈していました。つまり、公園の憩いの中でサッカーという催し物があるといった感じ。
男子ブンデスリーガとは180度違う魅力を感じました。家族連れやお年寄りでも楽しめる女子サッカー観戦。日本のなでしこリーグもその方向性で運営しているとは思いますが、この牧歌的雰囲気は学ぶ要素が多いように思います。
ちなみに左奥に見えるのがメインスタジアム。屋根付き椅子付エリアで、ここのチケットは売切れでした。
さて、肝心の日本人対決ですが、デュイスブルクの安藤もポツダムの永里も揃って先発出場。
永里は髪も伸びてきて、後ろで束ねるイブラ結び。右奥に背番号17の永里、26番の安藤を応援する日の丸が。
ハーフタイムにはメインスタンド側に移動してきて日の丸振り続けてたんですが、これは抜かれなかったようで。。
今日のテレビ中継はバックスタンド側に仮設の小さい塔が建てられて、そこにメインカメラがあったので、それを見越してメインスタンド側に来て国旗振ってみたんですが、不発でした。。ちなみに上の写真は、ピッチ内にいる警備員に声をかけて撮影してもらいましたw
ハーフタイムの風景。デュイスブルクのマスコットは意外と完成度高いと感じましたw
この写真の右奥に写ってる女の子ですが、後半が開始されてもピッチに残ったまんまで、それに誰も気づかずにキックオフされて女の子の方にボールが飛んで初めて主審が気付いて試合中断、というシーンがありました。だからどんだけ平和なんだっていうw
前半のスコアは0-0。ハーフタイムはテレビに抜かれるために15分間必死で旗振ってたんですが、その「業務」も完了し、尿意を感じたのでトイレへ。。
はい、ここまで読んでどんなオチが来るか誰もが想像できると思いますが。
トイレ行ってる間に外で大歓声が!!!\(^O^)/
後半開始早々、ポツダムが先制した模様。どんなゴールだったかはわかりませんw
後半途中で安藤は交替で退き、1-0のまま後半も終盤へ。永里のゴールが見たかったので、ポツダム攻撃サイドのゴール裏で観戦してました。
ツイッターのフォロワーがテレビ中継中に僕を見つけてくれて、こんな写真を送ってくれましたw
ゴール裏まで水を飲みに来た永里を激写。
この後、2本CKが続いて、永里が右CKを蹴って、そのこぼれ球から見事なミドルシュートが決まり2-0。そのまま終了のホイッスル。
この結果を受けて、ポツダムは第21節を終えて首位をキープ。2位との勝ち点差は1で、来週5月28日の最終節を勝てば優勝が決まります。
試合の総評は、永里&安藤がこのブログを読む可能性があるので、遠慮しときますw
試合終了後、スタンドから声をかけて、カメラ目線の写真撮影に成功w
次のなでしこの試合は6月18日、20日のスウェーデン遠征行きます!その時も現地ならではのレポートするんで、なでしこファンは期待しててください!