我が子が熱性けいれんで緊急搬送 実体験をブログに残しておく

昨夜、子シシ(1歳10カ月)が熱性けいれんを起こしました。

夕食後、家族みんなでリビングのソファーでくつろいでいる最中に子どもが前触れもなく、こてっと後ろに倒れたんです。

最初は何かに躓いたのかなと思ったんですが、顔を覗くと白目をむいて、がくがくと身体全体が震え始めました。

幸いにも我が家では、2年前にバズったこのツイート(↓)を読んでいました。

発作から数秒後に自分が動画撮影開始、嫁シシが#8000(こども医療電話相談)に電話。

#8000の窓口の人からは症状を聞かれた上で「119番で救急車を呼んでください」と指示されました。

嫁が電話してる最中僕はずっと、けいれんを起こし続ける子どもの頭を撫でながら、スマホで撮影を続けました。

もうね、気が気じゃなかったです。

白目むいて口から泡ぶく出しながら苦しんでる我が子を目の前にしながら、ただただ録画し続けるとか苦行以外のなにものでもないんですが、そういう意味でも録画はパパがやるべきですね。ママにはつら過ぎる作業かと。

119番にかけ直す頃にはけいれんは収まりつつあったんですが(あとで動画見返したら90秒で収まってた)、指示された通り救急車を呼びました。

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動画でログを撮る重要性を実感

電話越しに状況を説明した後、10分くらいで救急車がマンション1階エントランスに到着。

その頃にはけいれんも収まって、我が子はすやすやと深い眠りについていたので、抱っこしながらエレベーターで自ら降りて、救急車に乗り込みました。

車内でも改めて状況を聞かれ(左右対称のけいれんだったか、けいれんが何分続いたか等)、スマホの動画を見せることですべてが解決。

やはり動画でログを撮る重要性を改めて実感しました。

病院に着くまでに意識を戻した方が良いらしく、ひたすら子どもの名前を呼んだり、手をむぎゅむぎゅ握ったりしたんですが、なかなか深い眠りから起きず。。

目を覚ますまできっと5分くらいかかったと思うんですが、この5分がとにかく長く感じました。

しかも救急隊員が何かの数値を測るために心臓部分に貼り付けた器具が、なんのアラートか知らんけど、ひたすらピーピー言ってるんですよ。。

まさかこのまま目を覚まさないんじゃないかと不安を煽るアラート音で、嫁はほぼ半泣き状態。

救急車が救急病院に到着すると同時に何とか目を覚ましてくれて、子どもギャン泣き&パパママ歓喜。

そのまま診察室に入り受診という流れになりました。

熱性けいれんは遺伝する病気

パパとママが子どもの頃に、同じく熱性けいれん起こしたことがあるかを聞かれ、自分が1回だけ起こしたことあったのでその旨伝えると「遺伝的な病気なので、念のため予防薬を投与します」とのこと。

診察中に動画を見せたりしたんですが、「この感じだと、後遺症が残ることはないと思います」という診断結果。とりあえず胸をなでおろす。

その後30分ほど病院で様子を見て、特に問題がなかったので、そのまま帰途へ。家に着く頃に子どもは眠りについていました。

翌朝再度診察に行き、合併症が発症してないかチェックされ、特に問題ないことを確認。突発性発疹の可能性が高いと診断されました。

3日間高熱が続くとのことなので、とりあえずパパママの2人体制で子どもの看病をする週末となりそうです。

けいれんを起こす20分前に撮影した写真↓

熱がちょっと出てる状態ではあったものの(ほっぺの赤みはそれが原因かと)、いつもと変わらず元気に遊んでいる最中に起きた突然の出来事だったので、本当にびっくりしました。。

熱性けいれんについて調べたことをまとめておく

発作が起きた当日はあまり寝れなかったので、ネットで色々調べてみたんですが、熱性けいれんについてはこのサイトが非常に詳しく書いてありました。

僕なりに気になったポイントをまとめたので、以下に箇条書きで記します。

・日本では小児の3~8%にみられます。
・年齢は6カ月から5歳までですが、初めて熱性けいれんを経験する年齢は80%が3歳までで、ピークは1歳代です。
・発熱が数日続いても熱性けいれんを繰り返す頻度は低く、約15%です。
・熱性けいれんには遺伝傾向があります。熱性けいれん児の父親の40%、母親の25%に小児期に熱性けいれんの経験があります。

とりあえず、新米のパパママさんは親に自分が子どもの頃、熱性けいれん起こしたことあるかどうかを聞いておいた方が良いと思います。自分が発症しているなら、遺伝で子どもも発症する確率は上がるそうです。

改めて思うのは、パパママ2人とも家にいる状態で発症したのは不幸中の幸いだったなと。これがワンオペ中だったら、確実にテンパってたし、動画なんて撮れるはずもないw

上記のバズったツイートを一読しておくかどうかで、けいれん発生時の初動が劇的に変わると思います。

このブログをここまで読んだ人なら、大丈夫だと思います。万が一子どもがけいれん起こしても、冷静に対処しましょう。

現場からは以上です。

続編↓


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