キャロットクラブ中間発表1回目でランクインした馬は一般抽選で取れるのか過去データを元に分析してみた

9月5日18時ちょうどにキャロットクラブ公式サイトで、2022年募集馬における1次募集申込状況の中間発表がありました。

前年申込総数(新規会員分除く)に対して16%の状況で、募集馬93頭中32頭(34.4%)がランクイン。ここで名前が出てきた馬たちは、母馬優先なしの一般申込で突撃して取れる可能性があるのか?前年の中間発表と抽選結果のデータを参照しながら検証してみます。

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2021年募集馬だと中間発表1回目で出た馬でも44%一般抽選になった

2021年募集馬90頭のうち(募集完了後に取り下げになった4頭は母数に入れてます)、中間発表1回目(前年比15%)時点で名前が出てきたのは25頭。全体の27.8%。

この25頭に対して、母馬優先なしの一般申込で突撃した場合、

「一般落選」になった馬=14頭
「一般抽選」になった馬=10頭
「一般当選」になった馬=1頭

という結果でした。一般申込で突撃して、取れる可能性のあった馬は11/25=44%。意外と多く感じませんか?

一般当選になった1頭は地方馬でした。2021年は新規会員も1次募集から参加できて、「入会チャレンジ」で早めに不人気の馬に投票した新規会員分の票がバイアスになった可能性があります(あくまで推測)。

更に深掘りしてみます。

一般申込で突撃する場合、母馬優先有の馬だと母数が200口、母馬優先無の馬だと母数が400口になります。この2倍の差はデカいので、上記25頭を母馬優先有り無しで分類してみると以下のようになりました。

母馬優先有=11頭
「一般落選」になった馬=8頭
「一般抽選」になった馬=3頭
一般申込で突撃して、取れる可能性のあった馬は3/11=27%。

母馬優先無=14頭
「一般落選」になった馬=6頭
「一般抽選」になった馬=7頭
「一般当選」になった馬=1頭
一般申込で突撃して、取れる可能性のあった馬は8/14=57%。

母馬優先無の馬に突撃したら打率が5割超えてきました(取れる確率ではなく、抽選の土俵に乗れる可能性が5割以上、という意味です)。

これらの情報を鑑みて、総合的に判断すると、中間発表1回目で名前が出たからと言って、一般申込で突撃するのは無理ゲーと諦める必要はない、ととらえることができるのではないでしょうか。

ただし今年は1次募集に新規会員が入ってこないルールになっているので、中間発表でランクインした人気馬たちがこのまま純粋に締切まで投票数を伸ばしていく可能性もあります。

そこら辺は判断は毎度のことながら、自己責任でお願いします!

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※キャロットクラブの許可を得た上で情報発信をしています。

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