カタールアジアカップ準々決勝 日本対カタール 吉田麻也の背中から感じたもの

アジアカップ準々決勝の日本対カタール戦の現地レポートをお送りします。

ホスト国カタールが対戦相手で、完全アウェイの状況で満席になることが予想されたため、僕らは渋滞を避けるべくキックオフ2時間半前に会場に到着しました。

すると、NHK取材陣に遭遇。日本時間夜9時からのニュースに使う映像がほしいということで、インタビューに応じました。

NHKの取材を甲冑姿で受ける図

しっかりこの映像を使って頂いたようで、ツイッターのフォロワーの皆さんから「NHKのニュースに出てたよ!」という報告を画像付きで頂きました。

ツイッターではインタビュー受けてたサポの中で、一番テレビ慣れしてるね、という感想も頂きましたw

この日のダジャレゲーフラは3年前のワールドカップアジア最終予選のアウェイカタール戦で掲げたネタを使い回させて頂きました(当時のブログはこちら)。

今日もいつも通り、何度もテレビに抜いて頂いたようで。このブログを読んでくれている方々は、試合観戦以外に「アシシ探し」という別の楽しみもできてるんじゃないでしょうかw

ツイッターのフォロワーの方がネットで落ちてた画像を拾ってきてくれました。

俺、横向いちゃってますが。。

で、肝心の試合についてですが、シリア戦に続き、レッドカードで1人退場になった直後に失点という最悪の展開。シリア戦の時はまだグループステージで、負けても次の試合がありましたが、今日のカタール戦は決勝トーナメントなので、負けたらそこで終わり。

しかも今回は1人少なくなって1-2とリードを許すという、もう絶望的な流れ。。

正直僕は現地でバモバモ声を張り上げながらも、「明日以降の予定、どうしよ・・・」と内心思ってました。すんません。。

そんなヘタレな僕とは裏腹に、日本代表はそんな逆境をもろともせず、凄まじい粘りを見せ、3-2という見事な逆転勝利を成し遂げてくれました。

言うまでもなく、日本代表サポーター席はお祭り騒ぎ!ヽ(゜ω゜)ノ

日本代表1,000ゴールが決まったシリア戦に続き、こんな歴史に残る死闘を現地で見れた幸せを僕は噛み締めています。

昨日タイから合流したメンバー(南アで共に闘った同志)と一緒に記念撮影。

彼らも準決勝、決勝と見るつもりでドーハ入りしてたので、1人退場してリードされた時は、気が気でなかったでしょうw

試合終了後、たくさんのカタール人に記念撮影をお願いされました。

試合に負けても、みんな穏やかでした。

穏やかと言えば、僕の白い布の巻き方と黒の輪っかの位置を直してくれる親切なカタール人もたくさんいました。

帰り道、丁寧に白布の巻き方を直してくれた青年とパシャリ。巻き方ちょっと違うでしょ?

最後に吉田麻也選手について書こうと思います。

試合終了後、我らサポーターは、レッドカードで次の準決勝に出られなくなった吉田選手を励ますべく、麻也コールを送りました。

そうすると、シューズも脱ぎ終わってサンダル姿の彼が、ひとりでバックスタンド側の我々の席の近くまで来てくれて、深々と頭を下げていきました。。

挨拶をした後、ベンチに戻る彼の後ろ姿に、僕らは何度も麻也コールを送り続けました。。

「過去を変えることはできない。しかし、その意味を変えることはできる」という格言があります。

この経験を挫折と捉えるか、将来の糧と捉えるか。彼はまだ22歳。失敗を踏み台にして、更なる飛躍を期待したいです。まずは、決勝でまたスタメンをはれるよう、気持ちを切り替えた上で、前を向いてほしいなと。

これとはまた別の話ですが、僕個人的には、こういった形で僕らのエールに選手が応えてくれて、中東の地で日本代表の選手と共に闘っていることが実感できるのは、サポーター冥利に尽きます。

これからもスタンドから日本代表の背中を押すべく、ピッチに魂を注いでいく所存です。

ちなみに、この吉田麻也選手がスタンドまで挨拶に来た件を写真込みで現地からリアルタイムで呟いたところ、リツイートされまくって、このtwitpicのページが22日日本時間午前10時時点で約20,000アクセス。。

なんというか、ツイッターの伝播力の凄まじさを思い知った次第です。。

今後もこういった「現地ならでは」の情報をツイッターで呟いていくんで、よろしくお願いします。m(_ _)m

http://twitter.com/atsushi_libero/

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