負けました。ただただ悔しいです。
日本は今大会、2年後の本番を見据えて敢えてU-21で挑みましたが、対戦相手のイラクはレギュレーション通りにその2つ年上の世代でチームを組み、フル代表経験者が数多くいました。そんなの言い訳にならないのは重々承知ですが、ほぼ一方的な試合内容でした。球際で負ける。フィジカルで潰される。キモチ云々で跳ね返せといっても、厳しい試合でした。
84分までスコアレスで来れたのは、上出来だったと思います。こういう劣勢な試合展開でも耐え難きを耐え忍ぶタフネスさ、、そしてカウンターからしれっと点を取れるしたたかさを、このまだ若いU-21日本代表に求めるのは酷かと。
この経験を糧にして、2年後の本番、第2回AFC U-22選手権(リオ五輪の出場切符の懸かった大会)で必ずや出場権を獲得してほしいです。
ということで、とりあえず写真を羅列してイラク戦を振り返ります。
太鼓が帰国したので、日本人学校から太鼓を借りてきて、人生初のコールリーダー&太鼓デビューしました。
日本人とオマーン人のハーフの青年らと一緒に応援しました。
僕らが陣取ったバックスタンドから見下ろす形で、選手たちが練習しにピッチに入ってくる所が見れました。
アップ中の植田選手。
キックオフ
ハーフタイムにBS朝日の中継に抜かれたようです。
ハーフタイムに日本語ペラペラの現地人と記念撮影
後半から子供のトランペットも合流しました。
結果0-1で敗戦。U-21日本代表はベスト8でこの地を去ることになりました。
インタビューを受けた後、ひとりで日本人エリアに来て深々と頭を下げていったキャプテン西野選手
最後、ピッチを去る時に昨日オマーン入りした原技術委員長と中島選手が話しながら歩いていました。
試合後、警備員が中に入れてくれたので、ピッチで記念撮影。これぞ中東。最後位こういう事してもいいでしょw
バスの出待ちを柵越しにしてたのですが、原さんは最後荷物まで運んでいました。
試合後、日本人学校の教員に太鼓を返す庶務作業をしている間に、選手のほとんどがピッチを去ってしまい、バスの出待ち場所に辿り着くのも遅れて、札幌の荒野、奈良に最後声をかけられませんでした。それが心残りです。
バスの中を覗くと、鹿島のCB植田選手が椅子の前の壁に頭をもたれかけて、ずっと固まって項垂れていました。。遠目にいた手倉森監督に「監督!お疲れ様でした!2年後は絶対勝ちましょう!」と声をかけると、両手を合わせて「ごめんなさい」の合図を送ってくれました。。
決勝翌日のフライトを予約してきた滞在型の国際大会で、ファイナルまで行けずに途中敗退するのは、もう何度目か数え切れませんが、毎回本当に悔しいです。最後、選手たちがうつむき加減で去っていくところに、どう声をかけていいか難しく、そして切ないんです。
でもこれが勝負の世界だし、僕もこの後ブラジルの下見旅が待っているので、明日ちょっと遠出してオマーンの自然を観に行く観光をして、キモチを切り替えたいと思います。お疲れ様でした。