オリンピック男子サッカーの日本対スペインをスコットランドのグラスゴーまで見に行ってきました。
業務連絡。シグナルトラブルでlancashireという駅で降ろされました。スペイン戦に間に合うかとうか不明。
— 村上アシシ (@4JPN) 2012, 7月 26
70万円以上するパッケージツアーに参加する予定だったサポ仲間を引き留めて、全部僕が移動手段、宿、観戦チケットを手配したおかげで30万円以上浮いたんですが、その人がグラスゴーまでのタクシー代370ポンド(約5万円)を出してくれて、今ハイウェイを北に爆走ちう。待ってろグラスゴー!
— 村上アシシ (@4JPN) 2012, 7月 26
こんなトラブルに見舞われながらも、なんとかキックオフ前に現地まで辿り着けました。色々とネタ盛り沢山だったので、どうやってこのトラブルを切り抜けたかの詳細については、9月に出版予定の書籍で5千文字くらいでガッツリ執筆しときますw
グラスゴーにあるハムデン・パーク
対戦国のサポーターや世界の美女との記念撮影写真は今大会開催期間中はQolyのサイトに投げてるので、そちらをご覧ください。
国歌斉唱
グラスゴーのスタジアムは、カテゴリー毎でスタンドが完全に分かれていて、コールリーダーの慎平たちがいる応援の中心地の方には移動できず。。ということで、僕らは僕らでできることを考えました。
スペイン戦のひとつ前に行われていた裏試合のモロッコ対ホンジュラスの試合で、太鼓を持ち込んでいたモロッコサポーターを発見。
ハーフタイムに太鼓貸してくれ、とお願いしたら快諾してくれましたw
ということで、アシシ太鼓隊初デビューw
当然、百人以上の日本人が集結する応援の中心地ほどアゲアゲ状態は作れなかったけど、逆サイドのニッポンコールとリズム合わせて太鼓叩いて僕らも数人レベルでコールしてたら、後半の終盤は特に、中立的な立場で観戦してたスコティッシュたちも巻き込んで応援できました!\(^O^)/
試合終了間際の清武痛がりシーンはすぐそこでした。
ここで、僕らはロスタイムの時間をタイマーで計ってたので、「キヨ!もう起きろ!ロスタイム4分経ったから、FK始めたらすぐ終了のホイッスルだぞ!」と声をかけたら、彼はムクッと起き上がりましたw
こういうコミュニケーションを図れるのも、現地ならではかと。
試合はみなさんご存知の通り、大津のゴールで1-0で勝利。
僕は仮想スペインとして戦った先週土曜の強化試合メキシコ戦を現地で見て、今日の勝利は確信していました。
スペイン戦は絶対歴史に残る試合になると僕は信じています。会社3.5日休んで、全込で20万円くらいで4泊6日で男子女子1試合ずつ見れるとか、逆に何で皆来ないの?w 盲腸なったとか嘘ついてちょっと会社休んだって大丈夫ですって!ww
— 村上アシシ (@4JPN) 2012, 7月 24
そして今日の勝利を「グラスゴーの奇跡」と呼んではいけないと考えています。
重要なので繰り返します。スペイン戦の勝利を「グラスゴーの奇跡」と名付けてはいけないんです。「マイアミの奇跡」は結局決勝T進出を果たせなかったから、ブラジル戦の勝利が祀り上げられたわけで。スペイン戦の勝利は通過点に過ぎない。僕らはそれ以上の偉業を成し遂げるんだ。 #daihyo
— 村上アシシ (@4JPN) 2012, 7月 26
例えば去年の女子ドイツW杯、準々決勝でホスト国のドイツにマルカリの決勝ゴールで1-0で勝ったあの試合を、今や誰も「ヴォルフスブルクの奇跡」とは呼びません。なぜならば、その後も勝ち上がって世界一になったから。
ならば僕らも行けるところまで行こうじゃないか!それくらい、僕は今の関塚ジャパンにポテンシャルを感じています。
試合後、コールリーダー慎平と記念撮影。
僕ら2人はトゥーロン国際大会も一緒に現地で戦った仲間。ずっと背中を押し続けてきたし、本気でメダルが取れると信じています。行くぞウェンブリー!
ちなみに、なでしこ対カナダ戦の現地レポ、書けずにすみません。。3日に2試合のテンポで続くと、全試合ブログ書くの、物理的に厳しいっす。
最後に、繰り返しになりますが、帰国後に札幌・東京・大阪の三都市で帰国報告会(東京は出版記念サイン会)を開催します。興味のある方は講演会の詳細ページをご覧ください。