コカ・コーラ W杯トロフィーツアーの専用機を見送ってきました。

4月13日はコカ・コーラ FIFAワールドカップ トロフィーツアーの日本最終日。前日に約8時間かけて、バスと新幹線を乗り継いで陸前高田から、専用機が飛立つ大阪までやって参りました。

トロフィーツアー専用機東北新幹線から東海道新幹線に乗り継いだのは初ですw

関空の出発ゲートでコカ・コーラのグローバルスタッフとお別れし、僕らは飛立つ専用機を見送るために展望デッキの方へ移動しました。

トロフィーツアー専用機展望デッキにはたくさんのカメラマンがいました。

トロフィーツアーの専用機が今日飛立つ情報を聞きつけて、プロさながらの何十万円とするであろう一眼レフカメラを持ってきてる人もいました。

そして、ワールドカップトロフィーを乗せた専用機の出発時刻。

トロフィーツアー専用機いざテイクオフ!

トロフィーツアー専用機次の目的地、アメリカに向けて飛び立っていきました。

ワールドカップトロフィーの日本離陸を見届けた後、トロフィーツアーのスタッフみんなで拍手喝采でした。

トロフィーが日本に滞在する4日間、ずっとこのプロジェクトを第3者として間近で見てきたわけですが、とにかくとてつもない規模のプロジェクトであることを実感しました。しかも僕の場合、日本に上陸する前日に上海に出向いて、中国でのイベントも生で見てきて、実際にこの専用機にも乗ってきたので、トロフィーに対するセキュリティレベルや、分刻みのスケジュールをオンスケで回すオペレーションなど、端から見ていて感心してばかりいました。

僕は普段の仕事では経営コンサルティングに携わっており、年商何兆円の大企業が予算規模何百億円のシステム開発プロジェクトをぶん回す「歯車の一部」をよくやっているため、こういった大規模プロジェクトの裏舞台のイメージは持っていました。

このトロフィーツアーについて改めて凄まじいと感じたポイントは、これだけの予算をぶっ込んでおいて、最終ゴールは「ひとりでも多くの人にホンモノのワールドカップトロフィーを間近で見てもらうこと」だということ。

企業のプロモーション活動というのは、時に宣伝したい側のエゴが出て一方通行になるパターンも多いですが、このコカ・コーラのトロフィーツアーは、W杯優勝メンバーと国家元首しか実物に触れることが許されないワールドカップトロフィーを世界中の人々にじかに見てもらうという、サッカー好きにはたまらない「付加価値」が提供されています。

上海から含めて丸5日間、トロフィーが展示される会場を回ってきましたが、トロフィーと記念撮影ができるブースは当然大人気で、時には180分待ちという時間帯もありました。そうやって長い時間並んだ後でも、黄金に輝くトロフィーを間近で見た瞬間に、皆この日一番の笑顔となり、スタッフによって撮影されたトロフィーとの記念写真をその場でもらって、特に子供たちが大満足な表情で会場をあとにする姿が印象的でした。

そういった風景を見て、僕は思いました。「コカ・コーラ社、半端ねえな」と。

専用機をチャーターして世界90カ国を巡るトロフィーツアーなんて、そこらの企業で企画しろって言われたってまず無理じゃないですか。世界有数のグローバル企業であるコカ・コーラ社だからこそ可能なプロジェクトと言えるのではないかと。

そんな巨大プロジェクトの一員として、この5日間トロフィーツアーに帯同できたことを誇りに思います。

7月にはブラジルワールドカップの決勝の舞台、リオデジャネイロのマラカナンで再度、実物を見てきます!(バックスタンドの2階席とかだと、表彰式の模様は米粒程度の大きさでしか見れないかもしれませんが)

ということで、移動移動の日々だったので、今週はゆっくりしますw お疲れ様でした!

 

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