8月30日土曜の午前に、コンサドーレ札幌の練習を見学しに、宮の沢にある白い恋人サッカー場に行って参りました。
空の青が映えます。
この練習場は、Jクラブの中でも素晴らしい施設だと思います。
練習の終盤、結構長めにセットプレーの練習をしていました。
コーナーキックも含めて20分くらい複数のパターンを繰り返して練習していました。ファーにクロスを上げて、ファーの選手がヘディングで折り返したところをCF都倉が押し込むパターン、ショートコーナーからバイタルに待機している荒野がミドルを放つパターンなど。
あんまりキレイにシュートが決まるシーンはありませんでしたが、かなり入念にやっていたので、これは翌日の熊本戦で成果が出るんではないかと思い、今日の熊本戦の直前にこんなツイートをしました。
前日練習を見ての予想。とっくんがセットプレーからヘディングで決めてくれる、はず。てか決めろw
— 村上アシシ (@4JPN) 2014, 8月 31
するとなんと、前半29分に左サイドを駆け上がった左SB上原拓のクロスをファーに走り込んだ右SB上原慎が中央へ折り返し、CF都倉がヘディングで押し込んで先制!セットプレーからではありませんでしたが、僕の予想がほぼ的中!
熊本の左SB片山奨典の身長は169cm。このデータを元に、186cmの上原慎也を右SBにコンバートして、ファーでヘッドで折り返させる戦術を熊本戦に持ってきたんではないかと予測。もしこの予想が正しいなら名塚さんすごい。 #consadole
— 村上アシシ (@4JPN) 2014, 8月 31
この僕のツイートはあくまで推測に過ぎませんが、このスカウティングが実際に行われていたならば、してやったりですね。
そして更に後半6分に、左CKをMF砂川がファーに供給し、MF宮澤が中央に折り返して、中央に走り込んだSB上原慎が押し込んで追加点。リードをそのまま保って、2-0で札幌は5試合ぶりに勝利しました。
前日練習を見学した身としては、トレーニングで反復練習した内容が翌日に結果として実を結ぶのを見れて、とても幸せです。ショートコーナーからの荒野ミドルも実際に試合でやったし(惜しくも枠を外れた)、練習内容をじっくり見学してから試合を観ると、何倍も楽しめます。札幌在住のサポーターは是非練習見学に行ってみてください。
ただし、当然ですが事前にその練習内容をツイートしたりするのは絶対にやめましょう。遠征バスに乗る選手情報を公にするのもタブーです。対戦相手のクラブに対する情報漏えいに繋がりますし、ベンチ入りメンバーの開示はtotoのルールに抵触する危険性があるので、くれぐれも注意してください。
最後に、練習見学後にツーショット写真撮れた選手を載せておきます。
とっくんにやっとアシシ本を手渡せました!
榊翔太とは2年前のAFC U-19選手権@UAE以来、お話しできました。
そして俺たちの小野伸二!
「宮市の試合観にフェイエノールト行った時、日の丸マント背負って歩いてたら、シンジオノ!シンジオノ!ってメッチャ声かけられたんですよ。やっぱりオランダ人にとってもレジェンドでしたよ」とお話ししたんですが、「いえいえ。そんなことないですよ」という謙虚なリアクションでした。
出待ちしていたサポーター以外にも、ピッチでは子供のサッカー教室をやっていて、何十人もの子供たちからサインちょうだい攻めを喰らってましたが、すごく丁寧にひとりずつ対応しているのが非常に好印象でした。札幌に来てくれて本当にありがとう。