「野々村芳和とコンサドーレ札幌を考える会」に参加しながら、随時ブログを更新しました。最後にまとめを書いたのでお読みください。
今日は札幌ドームでJ2札幌対岡山(14時キックオフ)があるんですが、朝9時から #野々村芳和とコンサドーレ札幌を考える会 があるので、早起きしてやって参りました。夜の講演会まで長い1日になりそうです。 pic.twitter.com/KGaDw4G1p7
— 村上アシシ (@4JPN) 2015, 8月 14
完全未設営で薄暗い札幌ドームってのも、かなり新鮮ですね。 #野々村芳和とコンサドーレ札幌を考える会 pic.twitter.com/zP2JAgbNRe
— 村上アシシ (@4JPN) 2015, 8月 14
アウェイゴール裏の最前列に野々村社長が立って、観客席に座っているサポーターに向かって話す形で会は進行しました。
今日のアジェンダ
バルバリッチ解任の理由。バルバリッチは走れる選手を起用する方針で、クオリティのある選手、個人名出すと伸二、前田、砂川、ナザリトが使われなくなって、チームの一体感がなくなった。これが解任の大きい理由。 #野々村芳和とコンサドーレ札幌を考える会
— 村上アシシ (@4JPN) 2015, 8月 15
野々村芳和「来シーズン、函館で試合をやろうかなと思っている」 #野々村芳和とコンサドーレ札幌を考える会
— 村上アシシ (@4JPN) 2015, 8月 15
野々村芳和「これはどこにも話してないが、バルバリッチ監督解任時に、ある人にオファーは出した。これは四方田監督も知っている。ただ、タイミング的に合わなかった。どういう人かというのは、言いづらい部分がある」 #野々村芳和とコンサドーレ札幌を考える会
— 村上アシシ (@4JPN) 2015, 8月 15
野々村芳和「FC東京にレンタルで出しているDF奈良竜樹に対して、この夏に戻す形で動いた。レンタル料を返してまで戻そうと思ったが、残念ながらそうはならなかった。今季終了後に完全移籍になるかどうかは現状はまだわからない」 #野々村芳和とコンサドーレ札幌を考える会
— 村上アシシ (@4JPN) 2015, 8月 15
野々村芳和「新スタジアムについては5年後くらいにはという目標で動いている。100~200億円かかることなので、簡単なことではない。厚別の改修は難しいと考えている」 #野々村芳和とコンサドーレ札幌を考える会
— 村上アシシ (@4JPN) 2015, 8月 15
野々村芳和「ツイッターで質問があったコンサドーレの若手がプライベートで遊んでいる件について。僕は良いと思います。グラウンドと家の往復しかしてない若手は社会性がつかない。うまくなって戦える選手は人間力のある選手。どんどん外に出ていけばいい」 #野々村芳和とコンサドーレ札幌を考える会
— 村上アシシ (@4JPN) 2015, 8月 15
今季の予算と将来の理想予算を表で出してくれました。ここまでクラブの内情を細かい数字で開示して、かつサポーターに向けて直接説明してくれるJクラブの社長さんは他にいるんでしょうか?
今季の広告費予算の6.4億円はコンサドーレ史上最高額だそうです。某家具メーカーが協賛してくれていた時よりも多くなったと。
J1に定着している新潟、鳥栖、仙台の予算を出しつつ、札幌が近い将来目指すスタイルはここだと、明確に説明してくれました。
コンサドーレのことを知らない人だと、はじめての人にはハードルが高い。今一度仲間に取り込むということを一緒にやってもらいたい。一緒になっていい雰囲気だなと見せることがこちら側に引き込むということは間違いないと思うので、ライトな人を僕らが呼ぶので、最高の雰囲気作りをやってもらいたい。
— よすけ (@ysk_consa) 2015, 8月 15
野々村芳和「(直近の目標ではなくて長期的な目標は?という質問に対して)広島が強化費14億円でJ1で優勝した実績がある。そこがひとつが目安。将来的にそこを目標にしたい」 #野々村芳和とコンサドーレ札幌を考える会
— 村上アシシ (@4JPN) 2015, 8月 15
75分間、野々村社長が喋り倒して、残りの15分間は参加者からの質疑に答える時間帯でした。特に変な質問が出る訳でもなく、穏和なQAタイムでした。
HFCがサポーターに向けて直接話す機会を設けた目的とは
90分間の野々村さんの話を聞いて、今日の会の意義が何となくわかりました。
「コンサドーレ札幌というクラブの経営面における立ち位置と将来のビジョンをサポーターと共有する」ことこそが、この会を開催した目的と言えるでしょう。
他のクラブとも客観的に比較して、クラブが今経営面でどういう状況にあって、近い未来どういった方向にクラブを持っていこうとしているのか?という方向性について、10試合勝ちなしでフラストレーションが溜まっているサポーターにも知ってもらい、質問にもある程度答えることで「ガス抜き」する意味もあったでしょう。
僕はこういったインタラクティブなイベントを何度も開催して、サポーターを巻き込んでいこうとする野々村社長の姿勢には、いつも感服します。サポーターのモチベーションも上がります。
僕も今日のノノさんの話を直接聞いて、これからもクラブがどんな状況になってもサポートを続けていこうと気持ちを新たにしました。
ということで、もうそろそろ14時キックオフの岡山戦に向けて準備します。
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