僕は賢者にはならない

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※ドラクエやったことない人にとっては、意味昆布な日記になりますが、ご了承ください。

職業「戦士」から「遊び人」に転職して、結構な月日が流れた。

剣やら鎧やらを脱ぎ捨て、キメラのつばさを使いまくって、世界を旅する日々。

経験値もいい感じで溜まってきて、もうLv20を超えていると思われる。

がしかし、僕は賢者には転職しない。

とりあえず、遊び人のまま、ノホホンと生きていこうと思う。

ろくに武器も防具も装備できない僕ですが、呪文も唱えられないマジックポイントゼロな僕ですが、仲間が必死に戦ってる最中でも、コマンド無視して遊んじゃう僕ですが、そういう人生もありなんじゃないかと。

「強さ」を追求するならば、装備できるアイテムも唱えられる呪文も、圧倒的に多い賢者に転職すべきだけど、まずもってして、この世界で生きていく上で、なんも、打倒バラモス!っていうミッションが全てじゃなくね?と思うわけで。

世界平和とか、ロトの血を引いている者達に任せておけばいいんじゃないかと。

とまあ、ドラクエに喩えて、今の自分の人生に対する捉え方を表現してみたわけだが、つまり、人生の「立ち位置」が大きく変わったわけで。

戦士、いわゆる炎上ジョブに挑み続けるファイヤーファイターという職業を卒業し、遊び人、いわゆる目的意識ゼロの旅人になってから、2年近くさすらい続けてきた。

そのまま遊び人として、またプロジェクトの現場に戻ってきたわけだが、この立ち位置の変化は、男として一生逃れられないミッション:仕事に対するとらまえ方を劇的に変えた。

2005年に僕は、「仕事」という事象に対しての雑感として、こんな表現で日記を書いている。

cocolog:@nifty

被害者妄想から脱却しない限り、この業界での寿命は尽きたも同然、という考え方。

あれから3年。僕はあの無残なスパイラル状態から、完全に脱した。

全ては、立ち位置の変化に起因していると思われる。

「戦士」や「賢者」ではなく、敢えて「遊び人」でい続けること。

転職なんてしない。まして、「悟りの書」なんてのも要らない。

僕はひとり、遊び人Lv99を目指しますw

(2008/03/11)

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