犬シシが亡くなりました。享年8歳でした。

犬シシが先日、天国へ旅立ちました。享年8歳10カ月でした。

※犬シシの本名はチャイ君。

チャイ君が6月下旬に体調を崩して、腰痛持ちだったのでその影響かなと思ってたんですが、病院に行っても良くなる気配がなく、7月上旬に精密検査をしたら、脾臓に悪性の腫瘍(いわゆるガン)ができていることがわかりました。

ほぼ末期の状態で、転移している可能性が高く、手術をしてもデメリットの方が大きいという医師の診断に従い、痛みを緩和する方向で嫁シシと一緒に自宅で看病を続けました。

闘病生活の序盤は、痛み止めの薬を処方しつつも、やっぱり痛みでつらいのか、とにかく「なでてなでて」と鼻でつついてくるので、少しでも気がまぎれるように二人で時間の許す限り、なでなでしていました。

体調の良い時は普通にご飯も食べていたんですが、段々と腫瘍がお腹を圧迫するようになってきたのか食欲もなくなってきて、食べやすいチュールでご飯をあげても吐いてしまう形に。

胸水が貯まってきて、呼吸が浅くなってきたので、酸素ハウスもレンタルしました。

家の中では寝室に行ったり、日向ぼっこしに窓の近くに行ったり、おトイレに行ったり、最期の日までチャイ君は自力で歩いていました。

闘病生活の終盤はほぼご飯が食べられずに衰弱してしまい、最期の日の夕方にはさすがに歩けなくなって、家族に見守られながら静かに息を引き取りました。

スポンサーリンク

心にぽっかり穴があいた状態

嫁シシが以前から飼ってたチャイ君を連れてきて、同棲することになったのが、2018年7月。

丸4年間、家族としてずっと一緒に暮らしてきたので、心にぽっかり穴があいた状態です。

子シシの保育園の送迎で毎日一緒に散歩に行ってた。外出先から帰宅したらいつも尻尾を振って玄関まで迎えに来てくれた。子シシがこぼすご飯をいつも椅子の下で狙ってた。

そういう「日常」がプツンと途絶えてしまって、喪失感にさいなまれています。

とはいえ、5年前に父を亡くした時にも書いたんですが、ガンという病気は最期の日までに「猶予期間」をくれるので、精密検査で先が長くないとわかってからのこの2週間は、チャイ君に愛情を目一杯注いで看病して最期のお別れをする、かけがえのない時間を過ごせたと思います。

そういう意味ではこの2週間、何度も涙を流しましたが、悔いはありません。

和ませてくれる3歳児の存在が希望

子シシは現在3歳3カ月で、「死」という概念をまだ理解できないようです。僕らが毎日悲しみに暮れている中でも、空気を読まずに好きなアニメの曲を陽気に歌って、和ませてくれます。

火葬も終わって、チャイ君と最期のお別れをしました。

僕より倍の時間をチャイ君と一緒に過ごした嫁シシの方がメンタルのダメージはデカいので、これからも家族を支えていきます。

このブログを読んでいる人でワンコを飼っている方がいれば、毎日目一杯の愛情で愛でてあげてください。

タイトルとURLをコピーしました