5月27日はU-20ワールドカップのグループステージ第3戦イタリア戦を応援しに、天安(チョナン)まで遠征してきました。
試合前に僕はこんなツイートをしていました。
日本がイタリアに勝つと、D組2位通過になってベスト16の相手は欧州王者フランスがほぼ確実。個人的にはイタリアに引き分けて、勝ち点4にして安全圏まで上がってD組3位通過をほぼ確定させるのがベストな戦い方だと思いますが、そんな器用なこと、今のU-20日本代表にできるかどうかは知らんw
— 村上アシシ (@4JPN) 2017年5月27日
まさかこれが現実になるとは思ってもいませんでしたw
天安の地元の学生がアフリカの民族衣装を着て、フェイスペインティングして、プレートまで作って応援に来ています。ま、学校の行事的なもので無料配布されたチケットで入るんだろうけど、ワールドカップのフェスティバル感は感じられますね。 pic.twitter.com/yB9xvTcB2w
— 村上アシシ (@4JPN) 2017年5月27日
日本対イタリアの前にザンビア対コスタリカがやってました。
天安スタジアム入りました。今大会唯一の陸上トラック付きのスタジアム pic.twitter.com/RBUsbLPQHj
— 村上アシシ (@4JPN) 2017年5月27日
僕自身、164個目の来訪スタジアムです。
なんかU-20ワールドカップのマスコットがスタンド歩いてて、ツーショット撮れたw pic.twitter.com/rE2qODZjbs
— 村上アシシ (@4JPN) 2017年5月27日
ザンビア対コスタリカの後半35分くらいに、このあと1時間ちょっとで試合が始まるイタリア代表メンバーがメインスタンドに出てきて、試合見だした。余裕だなおいw #U20WC pic.twitter.com/6MYKDzNnP6
— 村上アシシ (@4JPN) 2017年5月27日
ということで、本番。
出てくるの早いな。50分前にアップに出てきた。 pic.twitter.com/vyrubIl4m5
— 村上アシシ (@4JPN) 2017年5月27日
今日は土曜夜開催ということで、第1戦、第2戦よりも日本代表サポーター多いです! #U20WC pic.twitter.com/53IvzApKGi
— 村上アシシ (@4JPN) 2017年5月27日
試合は前半3分と7分に、立て続けにDFラインのミスから失点し、いきなり2点ビハインドという苦しい展開。
イタリアは2-0とリードした時点で、2点取られても2位通過が確定という状況になったので、ここから一気にドン引きサッカーに布陣を変えて、日本がひたすらポゼッションする展開になりました。
すると前半22分に遠藤渓太からのアーリークロスを堂安律が合わせて日本が1点返し、後半5分にも堂安律が相手を4人翻弄するドリブル突破を見せて、2-2の同点に。
この後も両チームの空気読まない前線の選手がちょくちょく攻勢に出るシーンがありましたが、スタッフがちゃんと勝ち点や得失点差などを計算し、このまま2-2で終わればイタリアが2位通過、日本が3位通過できる土台が整ったことがピッチ上の全員に伝達されたのが試合の終盤あたり。
後半ロスタイムに決勝トーナメント進出決定を祝うチャントwwwwww pic.twitter.com/cFFJ8h3PFW
— 村上アシシ (@4JPN) 2017年5月27日
その後はお互いプレスをかけずにウダウダ後方でパス回しをする形で時間を使って、2-2のままタイムアップ。まさに試合終盤は「談合試合」でした。
試合のハイライト映像はこちら。
日本2-2イタリア、試合終了。堂安律2得点。日本は勝ち点1を積み上げ、1勝1分け1敗でD組3位で決勝T進出確定。試合終盤はまさに「談合試合」。This is football. FIFAの世界大会でこんな試合ができるようになったU-20日本代表を僕は誇りに思います #U20WC pic.twitter.com/cjcELaXfPR
— 村上アシシ (@4JPN) 2017年5月27日
「金払って見てんだから、ちゃんとお互い点獲りにいけよ」っていう人も当然いるとは思いますが、決勝トーナメント方式ではなく、勝ち点を積み上げるリーグ戦方式だからこそ、起こり得る状況なわけです。
「勝ち点1を取るためにリスクを冒さない」というのはれっきとした戦術であり、これを否定するのはイコール、リーグ戦方式を撤廃し、全てその試合で勝ち負けを決するノックアウト方式にする必要が出てきます。
FIFAがその改革を断行しないのは、勝ち点1を取るためのセーフティー戦術を容認しているわけであり、そういった試合展開も含めて、Footballの醍醐味だと僕は思うわけです。
個人的には、「勝ち点1の積み上げでOK」という戦術は、それまでに十分な勝ち点を積み上げている「強者」にしか選べない選択肢であり、日本代表がFIFA主催の世界大会で、その戦術を選択できる域にまで辿り着いたことを僕は誇らしく思うし、試合内容をdisってくる人に「これがFootballなんだよ」とドヤ顔で言えるこの状況が気持ちいいですw
ということで、韓国滞在延長です!次から正真正銘のノックアウトステージです!全力でいきますよー!
日本代表はU-20ワールドカップのグループステージ3試合全てで前半に先制を許す展開も、初戦の南ア戦は逆転勝ち、第3戦のイタリア戦は2点差を追いついて、勝ち点4を積み上げた。まさに不屈の魂。うちらサポーターもたとえ先制点献上しても、気落ちせずに応援のテンションを更に上げていきたい。
— 村上アシシ (@4JPN) 2017年5月28日
最後に告知。
「ロシアワールドカップへの行き方」講演会を6月24日に都内で開催します https://t.co/VOA2sx2WEh 1年後のロシアW杯に現地参戦してみたいな、でもどうやって手配していいかよくわからない…という方は是非ご参加ください。 #daihyo
— 村上アシシ (@4JPN) 2017年5月20日
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2016年の年末にプロフィールを更新しました。