掴みかけた栄光が指の隙間からするすると抜けていくあの感覚を僕は一生忘れない

色んな想いが交錯している。

後一歩のところで優勝を逃した悔しさ、歴史的な試合に「当事者」として立ち会えた誇らしさ、こんな素晴らしい試合を見せてくれた選手たちへの感謝の気持ち、それでもやっぱり心にぽっかり穴があいたような虚無感――。

ポジティブな感情とネガティブな感情が交互に心を満たして、なんというか、自分自身すごく混乱している。あんな人生初の経験をしてからまだ一夜明けただけだから、心の整理がつかないのは当然なのかもしれない。

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日本サッカー史に残る激闘

ルヴァンカップ決勝、北海道コンサドーレ札幌対川崎フロンターレ。

毎年ルヴァン杯決勝なんて「他人事」だったんで、過去にどんな名勝負が行われてきたかなんて知らないけど、日本サッカー史に残る激闘だったと思う。

とにかく濃密な120分だった。

ポストやバーに直撃した川崎のシュートは3~4回あったのではないか。何度も肝を冷やした。

後半アディショナルタイム、ラストワンプレーの深井の同点弾は血管がブチ切れそうになるくらいに喜びが爆発した。

延長戦前半のVARでの谷口の退場劇、福森の劇的なFK、1人少ない川崎の同点弾。映画や小説でもこんなシーソーゲーム、そうそう見たことない。まさに筋書きのないドラマだった。

スコア3-3で決着がつかずにPK戦。川崎4人目のキッカーが外し、札幌5人目の石川直樹が決めれば優勝というシーン、札幌サポーター誰もが勝利を確信したのではないか。

その思い込みが「慢心」だったとするならば、僕らもまだまだなのかなと思う。こういったメンタル面の部分が、ルヴァンカップファイナリストを4回経験している川崎と、初めての経験となった札幌との差として浮き彫りになったともいえる。

近い将来、カップ戦のPK戦で同じようなシチュエーションが訪れたら、この経験が生きてくるんだろうなともと思う。

石川のPKを止められ、6人目の川崎のキッカーが決めて、6人目の札幌のキッカー進藤が止められて、川崎の優勝が決まるまでものの数分。

掴みかけた栄光が、指の隙間からするするっと抜けていくあの感覚。生々しいこの感覚は、一生忘れないだろう。

この経験が糧となって、いつか栄光を手にする日が来ると信じたい。「2019年のルヴァン杯準優勝があったからこそ」といつか言える日を夢見て。。

試合のハイライト映像はこちら↓

ここからはいつも通りの現地でつぶやいたツイートを振り返りながらブログ書きます。

台風の影響での豪雨が試合前日で本当に良かった。

生後6カ月の子どもに試合中に離乳食を食べさせる必要があるので、今回は1枚4千円のダイニングシートのチケットを買いました。記者席の上、メインアッパーの上層階からの景色は絶景でした。

前日に買ったGoPro8で撮影。

ちなみに試合前日の悪天候のため、予約していた飛行機が飛ばなくなった北海道在住のサポーターたちが、それぞれの代替手段で埼スタまで辿り着きました。

この件はまた別途記事にしようと思います。

【20191029追記】
Yahoo!個人でコラム書きました。

GoProの動画もあげました↓

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