ジェイ・ボスロイドがコンサドーレで輝いた5年間を、彼のコメントと共に振り返る

今朝の日刊スポーツで、コンサドーレのFWジェイ・ボスロイド選手が契約満了で今季限りで退団することが報道されました。

親族の不幸で帰国するため、あさってのホーム最終戦の柏戦が最後とのこと。寂しくなります。。

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コンサドーレでの輝かしい実績を振り返る

ジェイは2017年の夏、コンサドーレがJ1昇格1年目で残留争いしている真っ只中に、加入しました。

加入1年目は14試合10ゴールと出色の出来で、クラブのJ1残留に大きく貢献してくれました。

当時書いたYahoo!コラムでも夏の補強が大当たりだったことを残留の理由に挙げています。

この4年間のリーグ戦の戦績を一覧にしてみます。

2017年14試合10得点
2018年24試合9得点
2019年23試合9得点
2020年22試合6得点
2021年23試合1得点

「ここで決めてくれるとチームがラクになる」というシーンで、圧倒的なフィジカルと相当な技術を持ち合わせた左足でチームを救ってくれました。

あと、彼の場合ゴール前での「判断力」が図抜けてるんですよね。フットボールインテリジェンスを持ち合わせた外国人助っ人ってそうそういないと思います。

今季はシーズンオフにイングランドに帰省している最中に新型コロナウイルス感染症に感染したことでキャンプ参加が遅れて、コンディションが整わなかったことが不調の原因と言っていいでしょう。

更にコロナの後遺症って酷いケースは選手生命に影響を及ぼすレベルというのを聞いたことがあります。現役を続ける場合に、影響が長引かなければいいんですが。。

今季のゴールシーン

ジェイがサポーターに教えてくれたこと

彼の言動で僕が印象に残っているのは、2019年の松本戦で、チャンスを外しまくった時の彼の主張です。

ジェイが決定機を3~4個外して勝ち点3が取れなかったんですが、”サッカーには往々にして「ついてない日」というのがあって、今日はその日だったんだよ”とツイートして物議を醸しました。

イングランド人特有のメンタルというか、「失敗」に対する向き合い方が独特だなと。日本人ならまずは謝罪しちゃうじゃないですか。そうじゃなくて、ついてない日は何したって意味ないよと開き直れるところが、彼の強みなんじゃないかなと。

ゴール裏にユニフォーム投げ入れてくれたり、サポーターとも距離感が近い選手でした。

ヒーローインタビューでもウィットにとんだコメントを残す選手でした。

チームメートをかばうコメントも印象的でした。

追加

元イングランド代表がコンサドーレにもたらした功績って、ゴールという結果以外にも本当にたくさんあったなと。

毎年この時期はサポーターにとって悲しい別れが訪れるのは重々承知していますが、何年たっても慣れませんね。。

ジェイの未来に幸あれ。

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