キャロットクラブの2023年募集の申込締切(9月6日17時)まであと8時間を切りましたが、票読みのブログを書きます。
最優先抽選は例年20%で推移
前提として、今回の分析は既存会員が母馬優先枠を使わずに、一般申込(もしくは最優先申込)をしたケースに限定して話していきます。
キャロット会員が最も気になるポイントは、「どの馬が最優先抽選対象となるか?」だと思います。最優先抽選対象はイコール、一般申込落選ということになります。
過去3年のデータを見てみると、一般申込で突撃しても抽選の土俵にすら上げてもらえない馬たち、つまり一般申込落選となる人気馬は、募集全体の約20%で安定して推移しています。
裏を返すと、残り80%の馬たちは「一般申込」で突撃すれば抽選の土俵に上げてもらえる、ということになります。
このパーセントを今年2023年募集馬94頭(取り下げになった2頭を除いています)に適用してみると、計19頭が最優先抽選対象=一般申込落選対象となる、と推測できます。
中間発表2回目の最優先申込数でソートしてみると…
続いて、今年の中間発表2回目(前年比21%)で公表された各馬を母馬優先有/無で分けて、「最優先申込投票数」でソートをかけてみます。
前年比21%なので、単純にこのままの伸びで100%になったと仮定した場合、この値に4.76(100/21)を乗算すれば締切時点の最優先投票数を推測できます。
この値が、母優先有の馬なら200口、母優先無の馬なら400口の枠を溢れるかどうかで判断しています。
まずは母馬優先有の対象馬から。
◎と〇の記号が付いている馬は、ほぼ最優先抽選になると考えて問題ないと思います(一般申込で突撃しても死に票になるでしょう)。
△の記号が付いている馬は、一般申込に一部余りが回ってくる可能性がある馬、という認識です。上振れしたら最優先抽選、下振れしたら一般申込でもワンチャンありそうな馬、となります。
続いて母馬優先無の対象馬です。
今年は例年よりも母優先無の馬の方に人気が集中した結果になっています。これは単純に母優先無の馬の方が質が高いのか、もしくはキャロット会員がより当たりやすい馬の方に投票するようになったのか、理由を推測するのも面白いですね。
票読み△の馬が母優先有の馬で4頭、母優先無の馬で2頭いますが、この△のうち、半分が上振れして最優先抽選になった場合、最優先抽選の数は母優先有の馬で計8頭、母優先無の馬で計11頭、合わせて19頭となり、全体の20%が最優先抽選となります。
例年の傾向とほぼ合致するので、仮説の精度は悪くないのかなと考えています。
ハープスターの22はぶっちゃけ一般申込で獲れるのか?
今年の最高額馬、ハープスターの22は既に一般の最優先票が114票入っていて、最優先抽選になるのがほぼ確定かと思われます。
とはいえ、昨年はリスグラシューの21(シュヴェルトリリエ)が中間発表2回目(前年比23%)で最優先103票入っていて、このままいけば余裕で最優先の票だけで200口の枠を溢れるだろうと誰もが考えていたら、蓋を開けてみるとまさかの「一般抽選」の枠に収まる(一般申込で突撃しても抽選の土俵に乗せてもらえる)という事例がありました。
1億2千万円の高額馬でクラブの看板馬の初仔ということで話題性もあり、中間発表の動向を見て、「あーこれは無理だな」とみんなが諦めたのでしょうか。
今年のハープスターの22も同額1億2千万円で、中間発表2回目で最優先114票集めていて、リスグラシューの21と傾向が似ています。
予算のある人であれば、最優先は他のお気に入りの馬に回して、ワンチャン狙ってハープスターの22に一般申込しておくのも、ひとつの選択肢かと思います。
個人的な予想としては、ハープスターの22はリスグラシューの21よりも現時点でかなり話題になっているので、一般申込に票が回ってくることはほぼないかな、と思ってますが。。
ひとつの参考情報として、今日の17時まで悩んでみてください!
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