※昔のブログから移行してきました
ギリシャ戦と同様、テレビカメラから見て、右側のゴール裏2階席にて観戦。
試合の批評は敢えてしません。もう放心状態なんで。生きる目標を失ったと言っても、過言ではないです(笑)。
ドイツ入りしてからの4日間、自分の人生が全て、ジャパンブルーで染められ、それ以外の何物も思考から排除された状態で生活してました。
そして、ケルンスタジアムにて試合終了のホイッスルが無情にも響き渡った時、強烈な喪失感に襲われました。
その後、スタジアムを後にし、ユースホステルに向けて帰る電車の中で、「これで、みんなともお別れだね」と、ブルーユニを着た同志達と話してると、もうなんだか泣きたくなってきました。
実際、22日のブラジル戦では、我が同志達は8人くらいに増えてました。日に日にどんどん、同じ志を持った者達が集っていく展開。ほとんどが一人で旅してる人達なんだけどね。
空港で出会った人、mixiで知り合った人、ユースホステルで一緒の部屋になった人、インターネットカフェで隣の席になった人。。。
そして、運命の決戦から一夜明けた今日、みんな、それぞれの次なる目的地に向けて、旅立っていきました。
今僕は一人です。
ブリュッセルに向けて旅立って行った者、留学先のロンドンに帰っていった者、準決勝のチケットを片手にニュルンベルグに向かった者。
僕は明日、パリに向かう予定です。
まだ、気持ちの整理ができていません。切り替えが全くできない。正直、みんながいなくなって、猛烈に寂しいです。
帰国まで後8日間、魂が抜け切ったかのように、漂いながら旅する自分の姿が目に浮かびます。
明日からの1週間は、無駄に傷心旅行になりそうな予感。バックパックではなく「虚しさ」を背負いながら、次なる目的地を目指します、はい。