正直に生きるということ

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正しさを追求する生き方はもう辞めにしようと思う。

人生において、何が正解で何が不正解かなんて、そんなの広辞苑に載ってるわけでもないし、計算機が弾き出してくれるわけでもない。

「正しく生きること」と「正直に生きること」って、似てるようで540°違うと思う。

そりゃー法律守ったり、礼儀を持って人と接したり、そういったある境界線を逸脱しない生き方は最低限必要だと思うけど、その枠内で生きている以上、どの道を選択するか、何を持って「正」とするかは、その人の個性や感性に依存するものであって、そこに絶対的な答えはない。

そこで重要なのは、自分に正直に生きること。自分らしさを解き放つこと。

「正しいか否か」は、何かしらの評価基準やルールなどの外的要因に依存するんだろうけど、「正直か否か」は確実にその人の内に潜む価値観ドリブンであって、それを内的要因と表現していいかどうかは別にして、全ては自分次第なのかなと。

世の中の体裁とか人の目とかを気にするんじゃなくて、自分の心の鼓動に耳を傾けて、その波長に合わせて言動すべきかと。要するに、現状の自分は、「自己回帰」が必要な時期に来てるんじゃないかと、そう思ったわけであり。

まー、きっとこんな視点、どっかの作家や宗教家などが既に論じてる内容なんだろうけど、書いてみた。

今後の自分の人生をじっくり考えます。何が正解か、ではなく、どんな生き方が自分に正直か、の視点で、ね。

(2006/05/22)

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