札幌0-0磐田 古巣相手となるジェイ・ボスロイドをPKキッカーに指名したのは愚策中の愚策

今日は北海道コンサドーレ札幌対ジュビロ磐田を観に厚別公園競技場へ。

厚別だとベンチ外の選手は普通にVIP席の隣のゾーンに座るんで、こういうことが起こります。

試合は前半に磐田DFのハンドリングで札幌がPKを獲得するも、ジェイ・ボスロイドが左に蹴ったシュートをGKカミンスキーがどんぴしゃの神セーブ。

その後札幌が押し気味に試合を進めるも、スコアレスで終了。勝ち点1を分け合いました。

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なぜペトロヴィッチ監督はジェイ・ボスロイドをPKキッカーに指名したのか?

試合内容的にも今日は札幌は勝ち点3を獲らなくてはいけない試合だったと思うんですが、単純な疑問としてなぜペトロヴィッチ監督はジェイ・ボスロイドをPKキッカーに指名したんでしょうか?

ジェイ・ボスロイドは2015年から2シーズン、磐田に所属しています。PKで対峙したGKカミンスキーは、入団同期です。お互い外国人助っ人として在籍がかぶった2年間は他の日本人選手よりも多くコミュニケーションを取ったことでしょう。

その2年間の中でカップ戦対策などでPKの練習は何度となくやっていたはず。それはすなわち、カミンスキーはジェイ・ボスロイドのPK時のクセをほぼ全て把握していたはずなんです。

そりゃジェイ側もカミンスキーのクセを把握しているとは思いますが、ペナルティーキックとはキッカーの方が能動的に動くので、キッカー側の情報が丸裸にされる方が、断然不利なわけです。

・右、真ん中、左、どこに蹴るケースが多いか
・高めを狙うか狙わないか
・GKの動きを見て蹴るタイプなのか否か

こういった情報は2年間一緒にプレーしたことでカミンスキーは頭にインプットされていたはず。そんな状況でジェイが蹴れば、そりゃ読まれるだろうと。

PKキッカーはどんなケースでもCF、という決まりごとがあったのかもしれませんが、JFA田嶋会長が3カ月前に言ったセリフをパクりますが、1%でも2%でも勝率を高めるためにも、貪欲に細部の戦術にこだわってほしかったなと。

試合後に福西解説員に遭遇。

日本代表戦の海外アウェイでよくお話させて頂くんですが、「そういえば今回はロシアで会いませんでしたねー」的な話をさせて頂きました。「札幌寒い!」って言ってましたw

来週の名古屋アウェイは新幹線で日帰り弾丸遠征です!

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