Jリーグの秋春制移行の黒幕は誰なのか、はっきりさせておこう

西大伍のYoutubeチャンネルに出演して、Jリーグの秋春制移行に関して自論を述べました。

ここで述べた外圧、「Jリーグも秋春制にしないと日程的にヤバいことになるよ」とプレッシャーをかけてきているのは、FIFAの理事、AFCの技術委員長、JFAの会長を兼任している田嶋幸三氏に他ならないんですよね。

Youtubeで映したステークホルダーマップを、よりわかりやすく修正した構図が以下の通りです。

繰り返しの説明になりますが、4月25日の理事会後の会見(↓)では、シーズン移行再検討の切っ掛けは「外部環境の変化」だと断言しています。

ACLの日程が変わったことで、現状のシーズン終盤(11-12月)のスケジュールが事実上破綻することになる、という趣旨の説明が5月30日の会見で詳細になされています(↓)。

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田嶋幸三JFA会長がACLを秋春制に移行させた張本人

Jリーグの日程が破綻するようにACLの新スケジュールを組んできたのは、明らかにAFC側からの圧力(嫌がらせ)と解釈できると思うんですが、では、誰がACLを秋春制に変えたのかというと、そのトリガーを引いたのは田嶋幸三氏なんです(↓)。

2017年の村井チェアマン時代に一度、秋春制移行を検討して、結果移行見送りという結論を出した時、断念の理由に「ACLが同じ春秋制のため、変えるメリットがない」という点が挙げられていました。

秋春制導入に執念を燃やす田嶋会長は、「ならばACLを秋春制に変えてしまえ」と考えたのでしょう。組織を変革する上でトップダウンで「外堀を埋める」戦略は常套手段です。さすがだなと。もうJFA会長は引退して政治家になってほしいくらいの「政治力」ですw

6年越しの再検討なんです。その間にACLの日程まで変えてきてるんです。この執念深さはどこから来るのか。記者の人たちもこのブログ読んでいると思うので誰か今度、日本代表関連の会見で質問してくださいw

Jリーグ側は「自分たちが主体的に、最適なカレンダーを検討している」と会見でアピールしているんですが、田嶋さんがACLを秋春制に変えていなかったら、そもそも秋春制移行の議論が再燃することもなかったんですよね。

Jリーグ秋春制移行再検討の黒幕は田嶋幸三氏である、という構図はしっかり把握した上で議論を見守りましょう。

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