過去ブログから残しておきたい文章を移行しています。哲学的なエントリー一覧はこちら。
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矛盾と孤独。
20代を振り返ってみると、僕はこのふたつの事象と常に戦ってきたような気がする。
ダークサイドのものと決めつけ、何かと対峙する姿勢を保ってきたように思う。
30代、僕はこのふたつの事象と共に生きてみようと思う。
いや、筋の通ってない人生を歩むつもりはないし、結婚しないで一生独身でいようと決めたわけでもない。
ただ、矛盾を許せる人間になろうと思う。孤独を愛せる人間になろうと思う。
矛盾を許容し、その真因を理解することで、自身の軸を、よりブレないものにしていくことって可能なんじゃないだろうか。
孤独と向き合い、自身の存在の儚さを受け入れることで、より深く、人を大切に思うことができるんじゃないだろうか。
そんなことを想ふ霜月の夜更け。
(2007/11/03)