現在、ロシアワールドカップの下見で、サランスクに滞在しています。この街はひとつ前のブログでも書いた通り、30万人規模の都市で、地下鉄などは走っていません。
サランスクは中途半端な大きさの路線バスが走ってます。 #ロシア下見旅 pic.twitter.com/4qYAFnawi2
— 村上アシシ (@4JPN) 2018年1月13日
さすがにロシア語もままならない観光客が路線バスに乗るのは、難易度高すぎでしょう。
では、市内の移動をどうするべきか?
答えは一択で、タクシー配車アプリを使いましょう!
ロシアで有名どころはYandex taxiとGett taxi。世界的に有名なUberはこのニュースによると、昨年Yandexと提携したようです。
とりあえず、僕はロシア国内では圧倒的な存在感を誇るヤンデックスの方を使ってみました。画面のキャプチャ画像を見せながら、詳細なレポートを書きます。
ユーザ登録はほぼ必要なし
まずはアプリをダウンロード。iPhoneユーザならApp storeで、Androidユーザならgoogle play storeで「yandex taxi」と検索すれば出てきます。
ユーザ登録とかはほぼする必要なし。すぐ使えます。
GPS機能で、現在地が表示されるので、まずは配車する位置を設定します。続いて左下の「Where to?」を選択して、目的地を設定します。
過去に選択したことのある住所が履歴として出てきます。地図上で目的地をTapして設定したい場合は「Point on map」を選びます。住所の手入力よりかは、俄然やりやすいです。
今回の例だとサランスク駅の上をタップ。そうすると住所が表示されるので、OKであれば下部のNextを押下。
すると、タクシーのランク(基本はエコノミーが選択される)と金額が表記されます。74ルーブル(約150円)。昼に同じ距離で使ったら50ルーブルだったので、夜だと1.5倍の料金になるのかもしれません。
にしても、激安です。ワールドカップ期間中はお決まりの値上げをしてくるかもしれませんが。。
ひとつ前のブログでも書いた通り、サランスク駅からホテルまでの3-4kmほどの距離をシロタク捕まえて値段交渉した際、100ルーブル札3枚見せたら一発OKだったんですが、Yandexのレートと比べると、僕は4倍の金額を払ったことになります。Yandexがいかに良心的な価格かがおわかりいただけるかと(ま、300ルーブルでもたった600円なので、全然安いですけどw)。
支払方法はクレジットとキャッシュを選択可能
支払い方法は最初に選べますが、日本のクレジットカードを入力したら弾かれました。ロシアあるあるの事象で、ロシア国内で発行されたクレカしか受け付けない仕様なのかもしれません。僕はしょうがなくCashを選びました。
料金に問題がなければ、下の「Order a taxi」をプッシュ。
そしたら「タクシー探し中」みたいな画面が数十秒表示された後、配車されたタクシーが表示されます。30万人都市の片田舎、サランスクでもものの数十秒で空きタクシーが見つかります。
何分で着くか、車の色、車種、ナンバーが表示されます。ドライバーに直接電話かけることも可能です(ロシア語できないとまず無理だけど)。
車がリアルタイムで近づいてくるので、非常にわかりやすいです。
タクシーが到着したら画面上も「Arrived」の表記に切り替わります。
昼に何回か使った時は完全なシロタク(Taxiの看板がない普通車)がきたんですが、今回は見た目がタクシーの奴が来ました。
乗車すると、運転手のスマホに同じ料金が表示されてて、安心感があります。既に目的地はアプリで入力しているので、ナビをする必要もありません。
サランスクで4回使いましたが、4人のドライバーとも降車時にちゃんと小銭のお釣りをよこそうとしてきました。Yandexに登録しているドライバーはちゃんとしてます。僕は全部、お釣りはチップであげましたが。だって、所詮数十円なんで。
4人中2人くらいはすごくぶっきらぼうでしたが、そもそもロシア語での会話ができない乗客なので、そういう印象になるのはしょうがないかなと。ただ、安全面での懸念は一切ありませんでした。運転も普通だったし、身の危険を感じることはゼロ。
ただしそれは僕が男性だったからという面もあると思うので、女性の深夜の一人乗車などは気を付けた方がいいかもしれません。
こんな感じで、すごく手軽にタクシー配車アプリ使えます。公共交通機関が整備されていないサランスクでは相当重宝するかと。是非使ってみてください!
※外出先でオンラインになるために、スマホのSIMロックを解除する方法&現地でSIMカードをゲットする方法は、春先に出版予定の電子書籍で詳細に解説する予定です。
<2018年5月8日追記>
遂にKindle版「ロシアワールドカップへの行き方」を出版しました。現地情報はモスクワ駐在員書いてもらったので、地に足の付いたノウハウ満載です。ロシアに行く予定の方は必読です!
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