ラジオでの「すみません半年だけ働くなんて嘘でした」発言の真意

5月8日に出演したNHKラジオ番組で、約50分間にわたって昨年末に出版した半年だけ働くの内容を喋り倒したんですが、最後3分間でとんでもないオチをぶっ込んで、スタジオ大爆笑でした(聞き逃し配信は5月15日18時までこちらで聞けます)。

「半年だけ働くとか言っときながら、ぶっちゃけると一年中働いてます。半年だけ働くなんて嘘なんです。これ、放送事故かもしれないwww」

40分以上「半年だけ働く」ノウハウを熱弁しときながら、最後にこのちゃぶ台返し。リスナーからの批判が殺到するかと思いきや、最後のぶっちゃけ話が面白かったというリアクションが多かったようです。あとでスタッフからも聞いたんですが、局内の反応も概ね好評だったそうです。

とはいえ、人によっては誤解されているかもしれません。ラスト3分でのネタ投下だったので、「一年中働く」の意味についてちゃんと解説できませんでした。このブログにて、最後の「ちゃぶ台返し」の真意を説明しときます。

実際に僕は、本業のコンサル稼働が60%稼働で、平均すると週7日間のうち3日間しか働きません。よってもって計算上は7分の3ということで、「半年だけ働く」という表現は理論上正しいです(60%稼働の具体的な話はこのインタビュー記事に載ってます)。

ただし、残りの週4日間の圧倒的自由な時間において、今年に入ってからのこの5カ月間の僕は、意識高く色んなことに手を出してしまって、まさにカオスな状態でした。

・極寒の1月にロシア本取材のため、ロシア下見旅
・毎週末のJリーグ観戦ブログ更新(7~8割は東京から地方へ遠征)
ロシア本の構成・執筆・編集・校正
・4月に請け負った新人研修の外部講師案件の予習&登壇
・個人コンサルのスカウター業務
・ハリルホジッチ監督解任劇による会見参加&原稿執筆

これ全部「対価」が発生するもので(ブログ書きも広告収入あり)、外部から締切を提示されたり、自分なりにノルマを設定したりする中で対応していたので、趣味とかそういう次元を超えちゃってたんですよね。

自ら好き好んで「やる」と決めたものなので、本来は楽しんでやりたいんですが、特にW杯前になるべく早く出版したいロシア本の原稿執筆プレッシャーが重く圧し掛かり、Jリーグ遠征で日本中を旅してる最中でも、試合後飲みに行ったりしないでひたすらPC立ち上げてそれぞれの業務を遂行してました。

まさに「半年だけ働く」とかいうレベルじゃなくて、毎週7日間、土日関係なくみっちり働いてる状態に陥ってしまったわけです・・・。


1月のロシア下見旅も街歩いてネタをインプットすれば、ひたすらホテルに引き篭もってアウトプットとして文章書いてました。。

ラジオの最後でNHKのアナウンサーの方もフォローしてくれましたが、そういう自由な時間の使い方を自分でアレンジできるのが「半年だけ働く」の特徴だとは思います。それなのにこの2018年序盤において僕は、意識高く色んなものを詰め込み過ぎてしまったなと、ちょっと反省しています。

ワールドカップ開幕までの残り1カ月ちょっとは、一年中働いてしまう負のサイクルから脱却し、もう締切とかノルマとか自ら設定せずに、アウトプットとかも気にせずに、まったり「半年だけ働く」スタイルを楽しみたいなと思います。

ということで、僕のこの5カ月間、超絶苦労して生み出したこの作品、まだ買ってない人は是非お買い上げください!ロシア行かない人も空想旅が楽しめます!Kindle Unlimited入ってる人は無料です!

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