自分の「錯覚資産」を棚卸してみた。大ヒット中のふろむだ本を読んで

公開日: : 書籍

発売から1カ月。SNS界隈でバズってバカ売れしている人生は、運よりも実力よりも「勘違いさせる力」で決まっている(ふろむだ著)を僕もやっと読了しました。

この本は端的に説明すると、ハロー効果と呼ばれる認知バイアスによって生み出される「錯覚資産」をうまく運用することによって、人生をより効率的に生きましょうという本です。

ハローとは、こんにちは(Hello)のハローではなくて、Halo=後光の方。人を評価する時、その人が持つ「目立つ特徴」に引っ張られて、全体の評価が歪んでしまう現象をハロー効果と呼びます。

後光が差していると、なんか威厳ある感じに見えちゃうじゃないですか。そういったインパクトのある特徴が、全体の評価を底上げさせるわけです(逆に評価を下げる場合もあり)。

で、ふろむだ氏はこの本の中で、この認知バイアスによって生み出される「自分に都合の良いイメージ」を積極的に「錯覚資産」として運用せよと説いています。心理学をビジネスに応用した書籍を読んだことない人にとっては、入門書として非常にわかりやすい作品だと思います。

詳細は本書に譲りますが、その錯覚資産はより定量的・具体的なものが良いとのこと。

では、自分の「錯覚資産」って何があるだろうと思って、簡単に棚卸をしてみました。

スポンサーリンク

  • アクセンチュアの元マネジャーだった
  • ツイッターのフォロワーが約4万人いる
  • 書籍を今まで7冊出版している
  • 「半年だけ働く」のライフスタイルを12年続けている
  • 講演会を延べ40回開催し、累計2千人が受講

「元アク」はコンサルティング業界では鉄板です。新規プロジェクトの面接、大体通ります。フリーコンサルとして、このブランドだけで12年食いつないできたと言っても過言ではありません。

2点目以降はどっちかって言うとコンサル業界関係なくて、「物書き」としてのハロー効果です。こういう数値化される実績を雪だるま式に増やしていって、それで原稿依頼とかメディア出演依頼とかが来るようになっています。

世に蔓延っている、俗に言うインフルエンサーってのは、こういったセルフブランディングに長けている人たちが多い印象があります。

この書籍を読んで、これらの「錯覚資産」を僕も今後、本気で運用していこうと心を新たにしました。

書籍の中で印象に残った文言

ここからは少々ネタバレです。僕なりに印象に残ったフレーズを何個か載せておきます。若干のネタバレがあるので、未読の人は読了後に来てください。

食欲、睡眠欲、性欲よりもはるかに切実な欲望は、コントロールできないものをコントロールしようとする欲求

→これってサッカーのサポーター心理と一緒だなと感じました。どう足掻いたって勝率を上げることなんてできないのに、声を出してバモバモ90分間応援する心理は、まさにこれ。性欲よりも上なんかいw

判断が困難な時ほど人は無意識のうちにデフォルト値を選ぶ。

→転職市場や、携帯会社の乗り換えなど、あらゆる「選択」「別れ道」において、このトリックが仕込まれているなと感じる次第。ビジネスの仕組みを考える上で絶対に心に留めておきたい事象。

現実世界の敗者が、自分の脳内世界で価値評価を捏造し、脳内世界で密かに復讐を遂げる。しかも本人はそれをやってる自覚がない。

→これは炎上力学に応用できる要素かと。クソリプを送ってくる人の心理を読み解くカギになるので、この章は読んでおいた方が良い。

本書は、数多の自己啓発書の中に潜む思考の錯覚と欺瞞を抉り出し、それを告発する本である。

半年だけ働く。という自己啓発本を出版している自分としては、耳が痛いフレーズでしたw

とりあえず、今年ベスト3に入る書籍かなと。お勧めです!

自身7冊目の書籍(ロシアW杯を23人のサポーターが振り返るコラム集)を先週発売しました。こちらも興味があれば↓

村上アシシのプロフィールはこちら


Instagram

スポンサーリンク
  • 北海道コンサドーレ札幌
    村上アシシは北海道コンサドーレ札幌の
    夢プランパートナーです

    世界一蹴の旅
    2010年に南アW杯出場32カ国を巡ったブログ

    サッカーコラム速報でろブロ
    よくツイッターで絡んでるでろりんの速報サイト

    ドメサカブログ
    サッカー関連のまとめサイトではトップ

村上アシシ
村上アシシ

1977年札幌生まれ。職業は経営コンサルタント・著述家。「半年仕事・半年旅人」のライフスタイルを2006年から継続中。南アW杯出場32カ国を歴訪した世界一蹴の旅を2010年に完遂。サッカー日本代表を追いかけて世界中を旅してます。Jリーグではコンサドーレ札幌のサポーター兼個人スポンサー。詳細のプロフィールはこちら

Twitter Facebook rss youtube

PAGE TOP ↑