【読書の秋】サッカー関連書籍おすすめ3冊

ここ数か月でたくさん本を読んでるんですが、そのうちサッカー関連の書籍で、僕個人的にお勧めな書籍を3冊紹介します。

読書の秋ということで、次何の本読もうか検討されているサッカー好きな皆様、是非参考にしてみてください。

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ザック・ジャパンの流儀 矢内由美子著

ザッケローニ監督の発言にフォーカスを当てる形で、昨年の代表監督就任からアジアカップの激闘、東日本大震災後のチャリティーマッチ、強化試合を経て、今年9月2日のワールドカップ3次予選の北朝鮮戦に至るまでの、ザックジャパンの400日間を時系列で追いかけたドキュメンタリー書籍です。

最近のザックジャパンの動向については、ほとんどの試合を現地まで観に行ってた僕にとってはおさらいの内容でしたが、その節々に出てくるザックの行動や発言を元に、ザッケローニ哲学を垣間見る事ができます。

個人的には第1章におけるザッケローニの生い立ち、代表監督就任前のイタリアでの実績について触れる章が、自分自身が初めて知る内容が多かったので、最も興味深かったです。

ザッケローニ監督率いるサッカー日本代表を応援しているサポーターは、必読の書かと。

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本田にパスの36%を集中せよ 森本美行著

データ分析が好きな人は、確実にのめり込むと思います。

2010南アフリカワールドカップの岡田ジャパンと2011カタールアジアカップのザックジャパンのデータを用いて、それぞれの監督の戦術の違いや意外な共通点などを浮き彫りにしています。

個人的には、かなり高度なデータを駆使して、サッカー日本代表を丸裸にしてしまうこんな解説本が、世に出てしまっていいのかと危惧してしまう程の内容の深さですw

ほら、2014ブラジルワールドカップに向けて、アジア三次予選や最終予選で対戦するライバル国の代表監督に全訳された文書が渡った日にゃ、そりゃー大問題になる書籍かと。

いや、リアルにそれくらい心配してしまうくらいの、確信に迫った良書だと思います。ただ、完全にデータ分析を主軸に置いた本なので、数字が苦手な超文系な人にはそこまでお勧めしません。

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凛と咲く 日々野真理著

なでしこジャパン世界一を現地ドイツで取材し続けたジャーナリスト日々野さんが大会終了後に、一気に書き下ろしたドキュメンタリー。

なでしこを特集した書籍を全部読んだわけではないですが、ここまで選手達の素顔に迫った良書は他にないと思います。というのも筆者の日々野さんはなでしこジャパンの選手達とほぼ友人というか、親友みたいな感じなので、取材を通して選手達が語る内容が本音ばかりで、とても興味深いんです。

特に僕も唸った部分は、決勝トーナメント準々決勝のドイツ戦で、ハーフタイムで交替を命じられたエース永里優季の試合後に流した涙について、しっかりと触れているポイント。なでしこの栄光の裏に隠された選手それぞれの秘話に、しっかりとした筆圧で切り込んでます。

なでしこサポーターは必読です。

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以上、ザックジャパンの書籍を2冊、なでしこジャパンの書籍を1冊紹介させて頂きました。W杯予選に挑むザックジャパン、来夏のロンドン五輪に挑むなでしこジャパンを応援しているサポーターは是非読んでみてください!

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