キャロットクラブ1.5次募集で買いの馬はどれ?過去5年の売れ残り馬の実績を分析

去年、noteで有料販売して結構売れたコラム、今年は無料で公開しちゃいます。

今年のキャロットクラブ、1.5次募集に19頭が残りました。

1次募集で最優先申込が外れた方、どの馬に申し込もうか迷っている段階かと思われますが、1次募集で売れ残った馬には、明確な「走るゾーン」があるので、ご紹介します。

データの前提は、2018年から2022年までに通常募集された5年間の411頭(現3歳から7歳まで)がターゲットです。

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結論=売れ残りの牡馬を狙え!逆に牝馬は厳しい

結論から行きます。

この5年間で売れ残った牡馬(29頭)の勝ち上がり率は驚異の69%です。全体平均の52.1%と比べても17ポイントも高くなっています。

逆に売れ残った牝馬(34頭)の勝ち上がり率は26.5%。かなり悲惨な成績で、唯一活躍したのは重賞2着でオープンまで行ったククナのみ、といった形です。

「勝ち上がるだけじゃダメ。回収しなきゃ意味ないよ」と思われる方に以下の一覧を載せておきます。

牡馬29頭の内、回収率100%超えした馬は上記6頭です。シュヴァリエローズ、ヴィジュネルの2頭は1億円以上稼いでいます。結構夢がありますよね。

売れ残りの馬で牡馬が走って牝馬が走らない理由

なぜ牡馬と牝馬でここまで差が開いたのでしょうか?

あくまで筆者の仮説ですが、牝馬の場合は、34頭のうち17頭、ちょうど半分が募集当時の馬体重が420kg以下でした。馬格が小さくて嫌われた可能性が高いです。

牡馬の場合は難しいですが、一部の馬は高額過ぎて嫌われた感があります。牡馬29頭のうち9頭が募集額が5,000万円以上でした。

今年もイーデンキーの23、マラコスタムブラダの23はそれぞれ7000万円、1億円と高額なところが敬遠された原因でしょう。

あとはこの金額を回収できるかどうかが出資判断の肝になるでしょう。

1次募集で売れ残った募集額8000万円のシュヴァリエローズが1億5千万円も稼いだ実績があるのは、ひとつ頼もしいデータと言えるのではないでしょうか。

「残り物には福がある」という諺がありますが、キャロットクラブの場合「残り物の牡馬には福がある」と言えそうです。1.5次募集の参考にしてください。

※あくまで過去の傾向を分析した記事となります。これによって2024年募集馬も同じように走ることを保証するわけではないので、その点ご了承ください。

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僕が運営しているLINEのオープンチャット「データ分析班」の方で今、1次募集で96頭がどれくらいの抽選確率だったかを算出してみよう企画が行われています。

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