旅情報サイトTABIZINEにインタビュー記事が掲載されました

先月オープンしたばかりの旅情報サイトTABIZINEで、僕のロングインタビュー記事が掲載されました。

20131002

【インタビュー】半年仕事・半年旅人とは?/村上アシシhttp://tabizine.jp/2013/10/01/900/

上記リンク先の記事で、北朝鮮訪問の話をしています。そこで「メディアで得る情報じゃなくて、現地で五感で感じる情報を大切にせよ!」と熱弁をふるっていますが、このブログでちょっと補足しておきます。

サッカー観戦とかでも現場至上主義を貫いている僕ですが、リアル体験が全てだと断言しているわけではないです。

沢木耕太郎の小説、深夜特急でも出てくる考え方なんですが、旅人は「無知の知」をしっかり自覚して、謙虚であるべきだと僕は思うんです。

当然、現地で五感で感じるものは、何ものにも替え難いプライスレスな経験ですが、それですべてを知ったかのように振る舞うのはNG。

僕らが日本に何十年と住んでいても、日本のすべてを知ることができないのと同様に、旅で数日の間、異国の地を訪れてもそこで見るもの感じるものは、もちろん断片的なもの。それですべてを悟ったかのように、○○という国はうんたらかんたらと語り出す旅人は、僕はあまり好きじゃないですw

僕が言いたいのは、マスコミが伝えるマクロな情報と、自身がじかに見て聞いて感じて得るミクロな情報とのバランス感覚の重要性です。

メディアに踊らされることなく、かといって自身の主観的見解にとらわれることなく、物事を俯瞰的にとらえられる情報リテラシーを持つこと。これに尽きると思います。

そういう感覚を養うのが旅なんじゃないかと。

ということで、旅好きな人はTABIZINE、要チェックです。

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