コンサル冥利

※昔のブログから移行してきました

お疲れ様でした。3月16日をもって、今いるプロジェクトを出ることになりました。明日が客先への最終出社日です。

「1ヶ月のテンポラリで」というフェイクワードに乗せられて、見事に罠にはまった6ヶ月間。

そんな被害妄想でいながらも、またもいつのまにかカンファタボォな環境を自らクリエイトし、居心地の良い空間を勝手に作り出していました。

なんだかんだいって、またも炎上プロジェクトに対して愛着心を抱いてしまっていた僕は、完全なワーカホリックなんでしょう。

やはり、プロジェクトを去る時は感慨深げです。

今回のジョブでは自分のポジションてのが、やたらと業務ユーザへの露出度が高かったんですけど、お客さんへのお別れの挨拶が1日では終わりそうにないため、今日から客デスクをひたすら回ってました。

そしたら、僕に何度かブチ切れてくれたお客さんがすんごくにこやかな笑顔で「お疲れ様。ホントお世話になったね。ありがとう」と言いながら、力強く握手してくれました。

素で感動しました。

コンサルタント冥利に尽きます。

やっぱSIジョブって、犠牲にするものが非常に多いけど、それに見合うだけの「見返り」があると、個人的には思います。

現場でのしみじみ感たっぷりの不具合を目の当たりにして、お互い、いろんな面で我慢比べしながら、二人三脚でやってきたお客さんからの、心のこもった感謝の言葉を聞けば、今までの苦労が全て吹っ飛びます。

どっかのコンサル本に書いてあるような内容だけど、いや、これ、本気で実感しますわ。サービス業の真髄です。

この半年間、運命共同体として苦労を共にした同志達に感謝します。

ありがとう。

タイトルとURLをコピーしました