マネジャーに昇進します

※昔のブログから移行してきました

弊社のフィスカルイヤーは9月始まり8月締めなんですが、来週の9月1日から、晴れてマネジャーになります。

今日、Annual Reviewを受けてきたんですが、Cons3からMgrへの昇給率は、去年と同じくらいですわ。

で、なぜこんなヘタレな自分でもマネジャーになれたのか。

色々と考えてみました。

やっぱり何かしら他人からは抜きん出たストレングスポイントを持ってなきゃ、Mgrにはなれないと思うんです。

・SAPのSD/MM周りなら、彼に問い合わせよう
・アーキ畑ならあいつに任せておけばどうにかなる
・会計業務ならとりあえず奴に聞いとけ

などなど、業務領域やシステム分野のどっかに特化して、優れたCapabilityを持っていれば、何かと声がかかるわけで。それが差別化に繋がり、マネジャーへのプロモーションクライテリアとして、充足すると思うんです。

で、自分って何かそういう差別化要因あるっけ?と思い、今までのジョブ経歴を遡ってみたんですが、残念ながらあんまり色がないんですわ。

縦にCons3の名前、横に評価基準項目がずらっと並んだMgrプロモーションリストが仮に存在したとすれば、おいらの行は、どの列にもフラグが立ってないような気がする。

でも、それじゃーつまらないので、唯一フラグが立つような評価項目を無理矢理作り出してみました!

それは、、、

馬車馬フラグ!(笑)

これをCapabilityと呼べるかどうかは別として、もしこういうクライテリアがあれば、俺の行には確実に勃つかと(汗)。

どんな窮地に追い込まれようが、向かう先に燃え盛る炎の滝があろうが、妙なハイテンションで全力疾走し続けて、processはどうであれ、結果的には求められたOutputに繋げることができれば、馬車馬フラグは馬並みにビンビンだと思います(笑)。

ていうか、これくらいのポイントでしか差別化できない自分って相当痛いよね。。。

馬車馬操業の仕事人生をここ数年歩んできたことによって、ある一定のステータスを得る代わりに、僕は様々なものを失いました。恋愛観しかり、価値観しかり、感情そのものしかり、僕の「心」は22歳の時と比較して、確実に「人」として退化した気がしてなりません。

そりゃー、バシャらなくても、ひょいひょい階段上がってく人は、弊社にはいくらでもいます。基本、やっぱ「人」としての器が大きい方達は、弊社にいてもバランス感覚取りながら、「人」として成熟していけるんだと思います。

人生においてone of themである「仕事」というカテゴリーにて、自分のような背伸び人生を歩んだ果てには、「人」としての素養に枯渇したリーマンサイボーグの姿がある。

今の状態は、「傷心」というか、「心をかき消す」と書いて「消心」。これがfitする表現かと。

「消心」した代償として「昇進」する。

ま、キャラと勢いと忍耐力、この3種の神器にて、マネジャーまではいける、というのを身を持って証明しましたので、自分のポテンシャルに絶対なる自信がない後輩は参考にすればいいと思います。後は自分の「人」としての器と天秤にかけながら、辞めるタイミングを判断してくださいな。

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