卒業のご挨拶 ~人生とは旅であり、旅とは人生である~

※昔のブログから移行してきました

2006年9月15日の退職メールをコピペで貼っておきます。

お疲れ様です。PRD/MGRの村上敦伺です。

本日2006年9月15日をもってアクセンチュアを卒業致します。

JAPAN-ALL宛にお送りすることをお許しください。

2000年5月1日に入社して以来2328日間、自分の人生における22.06%の時間をアクセンチュアにて過ごしてきたこととなります。

社会に出てからは、100%純粋培養?にてアクセンチュアイズムに感化されて育ってきた形になります。

特に自分は生粋のプロダクト路線を歩む形となり、文房具屋さん、アパレル屋さん、ドリンク屋さん、コンビニ屋さんと巨大プロジェクトをひたすら渡り歩いてきました。

この6年間で得たものを書き連ねると、劇的長文になってしまうので控えますが、敢えてひとつ挙げるとするならば、コミットメント力でしょうか。

カットオーバー直前など、「人」として究極に厳しい状況、いわゆる極限状態に追い込まれても、スーパーサイヤ人の如く、妙なハイテンションで倒れることなく突き抜けることができる、肉体的・精神的な忍耐力を得たことは、今後の人生に大いに役立つかと。

またプロジェクト以外においても、社内フットサル大会の幹事をさせて頂いたり、FY05オフィスワイドミーティング後のパーティの司会をさせて頂いたり、はたまた2年連続でブランニュートレーニングのファカルティにアサインさせて頂いたりと、非常に充実したアクセンチュア人生を送らせて頂きました。

特にプロジェクト対抗フットサル大会においては、企画・立上げから1年掛かりで基盤構築に携わってきました。今や、春秋恒例の社内ビッグイベントとして定着してきている感があり、発起人冥利に尽きます。昨日全社メールで告知された第3回大会以降は、自分の意志を引き継いだ後輩らが仕切っていく形になりますので、蹴人の方々、サポートをよろしくお願いします。

自分の今後についてですが、今年5月から休職して滞在していたカナダ・バンクーバーに移住します。

特にMBAを取るわけでもなく、職に就くわけでもなく、学生の頃からやっていた楽曲の創作活動に没頭しつつ、ギター片手に路上で弾き語りをしながら、今後の人生の方向性を模索するつもりです。中田英寿の真似ではないですが、“新たな自分”探しの旅に出たいなと。特に定住はせず、冬の間に南米などにも足を運ぶ予定です。

アクセンチュアでは、本当に多くの方々にお世話になりました。本来ならば、直接お会いしてご挨拶すべきところですが、メールにて失礼させて頂く無礼をお許しください。

ファーストジョブで「狂犬」というあだ名を付けられてから早6年。マネジャーになっても噛み付く習性は修正できず、たくさんの方々にご迷惑をお掛け致しました。そんな自分でもここまでやって来れたのは、一緒に仕事をしてきた先輩・同期・後輩の方々の寛容さが全てだったように思います。みなさんの心の広さに深く感謝します。ありがとうございました。

プロジェクト内外に関わらず、アクセンチュアにて作り得た人脈は一生の財産です。誰もが言いますが、アクセンチュアの素晴らしいところは、その会社にいる「人」そのものかと。優秀かつ人間味溢れた人々と出会い、同じ時間を共有できたことを幸せに思います。

会社が違えど、住む国が違えど、今後とも変わらぬお付き合いをよろしくお願い申し上げます。近いうちにバンクーバーにおいでの方はご連絡ください。ダウンタウンの我が部屋に、同時に3人まで宿泊可能です。

最後になりましたが、皆さんの今後の益々のご発展・ご活躍をお祈り致します。

村上敦伺

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