最近「アシシさん、ツイッターのフォロワーってどうやったらそんなに増やせるんですか?」とよく聞かれます。
いちいち答えるのは面倒くさいので、ここのブログで回答残しておきます。今後、同様の質問を受けたら「詳しくはウェブで」とこのページのURL教えることにしますw
さて、僕は2016年4月6日現在、フォロワー数が32,180人います(ツイッターアカウントはこちら)。なんでこんなにフォロワーが増えたのか、僕の本業であるコンサルスキルを駆使して、データを提示しつつ原因分析してみたいと思います。
炎上ネタはフォロワー増に寄与するのか?
まずは「炎上すればフォロワーは増えるのか?」という問いについて答えます。「サッカー界の炎上芸人」を自称している僕ですが(過去の炎上ネタはこちら)、結論から述べると炎上してもフォロワーは増えません。
むしろフォロワー減ります!\(^O^)/
というのも僕の場合、炎上して賛否両論の引用RTやリプライが飛んできたら、ほぼ全てのリアクションをRTするので(俗称:RT爆撃)、既存フォロワーがウザがってごそっと減るんです。炎上マーケティングと揶揄されますが、ツイッターのフォロワーという観点でいくと、僕の場合は確実にマイナスです。
爆拡散ツイートをするとフォロワーは増えるのか?
僕は数カ月に1回ほど、自身のツイートが数千RTされる事態に見舞われるんですが、昨年だとこのツイートが9千RTされました。
青山敏広の先制点が決まって、フィールドプレーヤー皆がベンチ前で歓喜の渦を作っている中、内田篤人はその輪に加わらず、一人センターサークルでボールを抱え、試合のリスタートをさせないように気を配ってました。 #daihyo pic.twitter.com/MI8fm1HhIj
— 村上アシシ (@4JPN) 2015年3月31日
では、この呟きのツイートアクティビティを見てみましょう。
200万人に閲覧されておきながら、このツイートを見たことでフォローボタンを押した人は191人しかいません。。
「いや十分多いでしょ!」と思う人がいるかもしれませんが、閲覧した全体の0.01%、つまり1万人に1人しかフォローされないと表現すれば、その規模の小ささがおわかりいただけるでしょう。
結論:ツイートが爆拡散しても、さほどフォロワーは増えません。
TV番組に出演すればフォロワーは増加するのか?
僕は年に何回か、サッカーのサポーターとしてマスメディアに出演します。その出演した中でも最も知名度が高い番組と言えば、テレビ東京のサッカー番組、フットブレインです(今までのメディア掲載・出演履歴はこちら)。
ちょうど2年前に出演したのですが(その模様をレポートしたブログはこちら)、ツイログのスタッツを見ても、その放映日の前後でフォロワーは約200人しか増えていません。
全国ネットの地上波番組に30分間主役で出演してもこの数字なんです。
テレビとツイッターの親和性はそこまで高くない、というのが何度かテレビ出演してみて得た実感です。
僕がフォロワーを増やすことができた一番の理由
ということでもったいぶってきましたが、僕がフォロワーを3万人まで増やしてきた真因について、僕なりに分析した結果を公表します。
前述したツイログのスタッツには、「フォロワー数推移」というのがデータとして参照できます。そのグラフをここで貼り付けてみます。
僕の場合、なだらかにフォロワーを増やしてきたわけではなく、年に数回、ぐいっと激増する期間があるんです。その特定期間を可視化するとこうなります。
つまり、日本代表の海外遠征の期間に僕はフォロワーを爆増させているんです。アウェイ遠征や国際大会に現地参戦することで、一遠征につき平均して2千人程フォロワーが増えています。
すなわち、日本代表サポーターとして現地参戦する僕が、現場でしか知り得ない情報を写真などを使って、2次情報ではなく1次情報としてダイレクトに発信しているポイントが評価されているのではないかと。
例えば、こういうツイート。
試合終了後、スタンドからの麻也コールに吉田選手は一人でこっちに来て、頭を下げていきました。泣けた。。。。 #daihyo http://twitpic.com/3s1ekz
— 村上アシシ (@4JPN) 2011年1月21日
2011年カタールアジアカップ準々決勝、3-2で開催国カタールを破った試合の後、後半途中で2枚目イエローで退場した吉田麻也がサポーター席まで来て、深々と頭を下げて行ったシーン(昔使ってたTwitpicは埋込されないので、別途写真を貼っておきます)。
続いて2012年ロンドン五輪準決勝のツイート。
ウェンブリー準決勝メキシコ戦敗退後、号泣する扇原の肩を抱く権田。(カメラモニタ二度撮りで画質悪くてすみません) #daihyo http://t.co/bsLhG4hB
— 村上アシシ (@4JPN) 2012年8月7日
失点シーンに絡んだ扇原は、サポーター席への挨拶時に、人目をはばからずに号泣していました。
(これらのツイートは古すぎて、ツイートアクティビティが見れないのが残念)
こういうテレビ中継が終わった後でマスコミを通してでは絶対に知ることができないシーンを、現地にいる僕が写真付きでツイートすることで、サッカーに関心のある人の興味を引くことができているのではないか?というのが自己分析の結果です。
結論:僕の場合は、海外での希少価値の高い1次情報をリアルタイムでダイレクトにツイートする姿勢が、フォロワー増に寄与している
ということで、僕と同じやり方でフォロワーを増やしたい方は「現場でしか知り得ない1次情報をバンバン呟く」というのがソリューションです!(サッカークラスタにしか刺さらないアドバイスですみません。。)
いかがでしょうか?僕の自己分析は当たっていますでしょうか?僕のフォロワーの人で「いや違う。俺はアシシをこういう理由でフォローしている」という別の要因があれば、是非ツイッターでリプライください!
ちなみにツイログ未登録の人は、登録しておくと色々と便利ですよ。過去の日付を指定して、その日のツイートとかを遡ることも容易です。
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近々海外旅行に行く予定の方は是非お読みください。
村上アシシのプロフィールはこちら。