『談合試合』を叩く人は叩けばいい 僕は世界大会でこんな試合をできた代表を誇りに思う

公開日: : 2017U-20W杯, サッカー五輪代表

5月27日はU-20ワールドカップのグループステージ第3戦イタリア戦を応援しに、天安(チョナン)まで遠征してきました。

試合前に僕はこんなツイートをしていました。

まさかこれが現実になるとは思ってもいませんでしたw

日本対イタリアの前にザンビア対コスタリカがやってました。

僕自身、164個目の来訪スタジアムです。

ということで、本番。

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試合は前半3分と7分に、立て続けにDFラインのミスから失点し、いきなり2点ビハインドという苦しい展開。

イタリアは2-0とリードした時点で、2点取られても2位通過が確定という状況になったので、ここから一気にドン引きサッカーに布陣を変えて、日本がひたすらポゼッションする展開になりました。

すると前半22分に遠藤渓太からのアーリークロスを堂安律が合わせて日本が1点返し、後半5分にも堂安律が相手を4人翻弄するドリブル突破を見せて、2-2の同点に。

この後も両チームの空気読まない前線の選手がちょくちょく攻勢に出るシーンがありましたが、スタッフがちゃんと勝ち点や得失点差などを計算し、このまま2-2で終わればイタリアが2位通過、日本が3位通過できる土台が整ったことがピッチ上の全員に伝達されたのが試合の終盤あたり。

その後はお互いプレスをかけずにウダウダ後方でパス回しをする形で時間を使って、2-2のままタイムアップ。まさに試合終盤は「談合試合」でした。

試合のハイライト映像はこちら

「金払って見てんだから、ちゃんとお互い点獲りにいけよ」っていう人も当然いるとは思いますが、決勝トーナメント方式ではなく、勝ち点を積み上げるリーグ戦方式だからこそ、起こり得る状況なわけです。

「勝ち点1を取るためにリスクを冒さない」というのはれっきとした戦術であり、これを否定するのはイコール、リーグ戦方式を撤廃し、全てその試合で勝ち負けを決するノックアウト方式にする必要が出てきます。

FIFAがその改革を断行しないのは、勝ち点1を取るためのセーフティー戦術を容認しているわけであり、そういった試合展開も含めて、Footballの醍醐味だと僕は思うわけです。

個人的には、「勝ち点1の積み上げでOK」という戦術は、それまでに十分な勝ち点を積み上げている「強者」にしか選べない選択肢であり、日本代表がFIFA主催の世界大会で、その戦術を選択できる域にまで辿り着いたことを僕は誇らしく思うし、試合内容をdisってくる人に「これがFootballなんだよ」とドヤ顔で言えるこの状況が気持ちいいですw

ということで、韓国滞在延長です!次から正真正銘のノックアウトステージです!全力でいきますよー!

最後に告知。

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2016年の年末にプロフィールを更新しました。



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村上アシシ
村上アシシ

1977年札幌生まれ。職業は経営コンサルタント・著述家。「半年仕事・半年旅人」のライフスタイルを2006年から継続中。南アW杯出場32カ国を歴訪した世界一蹴の旅を2010年に完遂。サッカー日本代表を追いかけて世界中を旅してます。Jリーグではコンサドーレ札幌のサポーター兼個人スポンサー。詳細のプロフィールはこちら

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