C大阪3-3札幌 サッカーの面白さを改めて実感 リスク上等のミシャ戦術は見る者を虜にする

明治安田生命J1リーグ第2節、C大阪対札幌はセレッソのACLの兼ね合いで、金曜開催。仕事さっさと切り上げて、大阪まで行って参りました。

選手のアップ前になんとかスタジアム到着。

前半は、札幌の後方からのパス繋ぎがあっさりかっさわれて、ショートカウンターの2発に沈んでセレッソ2点リードで折り返し。

前半終了時のスタッツ。札幌はシュート4本、枠内ゼロ。

コンサドーレは毎シーズン、第1節、第2節は札幌がまだ雪で覆われているため、合宿地の熊本でずっと生活しながら、アウェイ戦に遠征に行くので、コンディション的にも相当なハンデを負っています。

開幕序盤はそういう意味で勝ち点を積み重ねられないことが多いんですが、セレッソアウェイの相性の悪さも重なって、ハーフタイム時の「また今日もダメか」感は正直あったと思います。

そこから後半。ハーフタイムでミシャがどう指導したか詳細はわかりませんが、前節の広島戦同様またも札幌は後半生まれ変わり、怒涛の攻撃を繰り出して3点奪取。結果、3-3での引き分け。

後半だけのスタッツを見ると、札幌はシュート11本も打って、枠内に8本収めて3点ゲット。後半の支配率は札幌61%にもなります。90分通してもセレッソを上回ったとか、なんなんですか。

昨年2冠の強豪セレッソ相手に開幕序盤のアウェイ戦で、こんな攻撃的で魅せるサッカーを繰り出して、3点も取って勝ち点1をゲットするとか、ちょっとここ数年のコンサドーレの内弁慶ぶり、守備的サッカーのスタイルを考えると、とんでもない変化だなと。

全6ゴールのダイジェストはこちら。

後から映像見返してみると、3失点目は三好のスリップからボールを奪われてカウンターを喰らったので、その責任を感じた上での態度だったのかなと。

今年のコンサドーレはこんなポスター、キャッチフレーズです。

「いっしょに新しい景色を見に行こう」

試合の翌日に改めてこのフレーズを読み直すと、ちょっと鳥肌が立った。確かに昨日、キンチョウスタジアムのアウェイゴール裏から見た景色は今までに見たことのないものだった。

後半45分間のゴール裏の雰囲気はとにかくやばかった。前半声出しが消極的だった人も、後半はど真ん中の人たちと一緒になって声を張り上げていた。

サッカーってこんなに面白いんだと僕も改めて実感したし、ちょっと客観的に試合を見ていた人も、後半思わず応援しちゃうほどに、ミシャのサッカーって魅力的なんだなと。

ミシャの哲学を僕らサポーターも学んで、吸収していきましょう!次節清水ホーム戦は2カ月振りに帰省します!

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最後に告知。

2017年12月にビジネス本を上梓しました。

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