明治安田生命J1リーグ第2節、C大阪対札幌はセレッソのACLの兼ね合いで、金曜開催。仕事さっさと切り上げて、大阪まで行って参りました。
お客さんに「ここは俺がせき止める!お前は先に行け!」と言われて、予定より早めに退社できた!J1第2節のフライデーマッチ、C大阪対札幌を応援しにキンチョウスタジアムに向かいます。 #consadole pic.twitter.com/SO59zQJ7AK
— 村上アシシ (@4JPN) 2018年3月2日
選手のアップ前になんとかスタジアム到着。
前半は、札幌の後方からのパス繋ぎがあっさりかっさわれて、ショートカウンターの2発に沈んでセレッソ2点リードで折り返し。
前半終了時のスタッツ。札幌はシュート4本、枠内ゼロ。
コンサドーレは毎シーズン、第1節、第2節は札幌がまだ雪で覆われているため、合宿地の熊本でずっと生活しながら、アウェイ戦に遠征に行くので、コンディション的にも相当なハンデを負っています。
開幕序盤はそういう意味で勝ち点を積み重ねられないことが多いんですが、セレッソアウェイの相性の悪さも重なって、ハーフタイム時の「また今日もダメか」感は正直あったと思います。
そこから後半。ハーフタイムでミシャがどう指導したか詳細はわかりませんが、前節の広島戦同様またも札幌は後半生まれ変わり、怒涛の攻撃を繰り出して3点奪取。結果、3-3での引き分け。
後半だけのスタッツを見ると、札幌はシュート11本も打って、枠内に8本収めて3点ゲット。後半の支配率は札幌61%にもなります。90分通してもセレッソを上回ったとか、なんなんですか。
昨年2冠の強豪セレッソ相手に開幕序盤のアウェイ戦で、こんな攻撃的で魅せるサッカーを繰り出して、3点も取って勝ち点1をゲットするとか、ちょっとここ数年のコンサドーレの内弁慶ぶり、守備的サッカーのスタイルを考えると、とんでもない変化だなと。
全6ゴールのダイジェストはこちら。
C大阪3-3札幌、試合終了。札幌の得点はチャナティップ、深井、進藤。ミシャのスタイルを象徴する試合。試合後ゴール裏に挨拶に来た時、印象的だったのが三好康児。笑顔一切なくずっと俯いてた。多くの選手が足をつる中、彼だけはずっとキレッキレで最後まで勝ちに行ってて、本当に悔しかったんだなと。 pic.twitter.com/rDyztjZBUh
— 村上アシシ (@4JPN) 2018年3月2日
後から映像見返してみると、3失点目は三好のスリップからボールを奪われてカウンターを喰らったので、その責任を感じた上での態度だったのかなと。
今年のコンサドーレはこんなポスター、キャッチフレーズです。
「いっしょに新しい景色を見に行こう」
試合の翌日に改めてこのフレーズを読み直すと、ちょっと鳥肌が立った。確かに昨日、キンチョウスタジアムのアウェイゴール裏から見た景色は今までに見たことのないものだった。
これぞミシャの哲学→
「多く得点が入ると、点を取られたほうのチームは『なぜそれだけ失点したのか』と、失点の数を気にすることが日本では多いと思います。でも、得点が多く入ったことは、お互いがよりリスクを負って攻めた証だと、スリリングな展開だったと思います」https://t.co/U8S2SCwNLR— 村上アシシ (@4JPN) 2018年3月3日
後半45分間のゴール裏の雰囲気はとにかくやばかった。前半声出しが消極的だった人も、後半はど真ん中の人たちと一緒になって声を張り上げていた。
サッカーってこんなに面白いんだと僕も改めて実感したし、ちょっと客観的に試合を見ていた人も、後半思わず応援しちゃうほどに、ミシャのサッカーって魅力的なんだなと。
ミシャの哲学を僕らサポーターも学んで、吸収していきましょう!次節清水ホーム戦は2カ月振りに帰省します!
—-
最後に告知。
2017年12月にビジネス本を上梓しました。
村上アシシのプロフィールはこちら。