明治安田生命J1リーグ第9節、清水エスパレス対北海道コンサドーレ札幌をDAZN観戦。ハイライトはこちら。
🎦 ハイライト動画
🏆 明治安田生命J1リーグ 第9節
🆚 清水vs札幌
🔢 3-1#Jリーグ#清水エスパルスvs北海道コンサドーレ札幌
試合レポートはこちら👇
pic.twitter.com/wkOjrIj5r8https://www.jleague.jp/match/j1/2020/080801/live/?utm_source=twitter&utm_medium=social#recap— Jリーグ (@J_League) August 8, 2020
この試合の重大な局面は、後半頭から入った札幌DF田中駿汰がイエローカードを立て続けにもらって18分間のプレーでピッチを去った場面かと。
1枚目のイエローは、後半9分。上のハイライト映像にはないですが、駒井の不用意なボールロストで相手のカウンターになる場面で、田中駿汰がプロフェッショナルファウルをした格好。これはしょうがないイエロー。
2枚目イエローカードの妥当性は?
問題は後半18分の清水FWカルリーニョスに対するファウルで2枚目のイエローをもらったシーン。上のハイライトだと0:48からの場面。一部の札幌サポが審判に文句を言っているようですが、これはイエローカードが妥当です。
競技規則の110pから引用すると、「相手の大きなチャンスとなる攻撃を妨害、または阻止するために反則を犯す」とイエローカードが提示されます。
このシーンを見ると、FWカルリーニョスはマークに来たDF田中の逆をついて、うまく反転。ボールに触らずにそのまま裏に抜けようとしますが、田中の足に引っかかって転倒。
そのまま裏に抜けていたら、前方に広大なスペースがある状態なので「大きなチャンスとなる」と考えるのが妥当です。つまりイエローカード提示は至極真っ当なジャッジかと。
マリーシアなブラジル人FW対策を練習に取り入れるべきでは?
カルリーニョスが興味深いコメントを残しています。
ボールをもらう前に後ろを見ていたら、イエローをもらっている選手だということを思い出して、狙いにいこうという動きでした。
まさにブラジル人らしいマリーシアな(ずる賢い)プレーだなと。大卒ルーキーの田中駿汰は、その「罠」に見事にはまってしまった格好。
前節の神戸戦でも田中駿汰はブラジル人FWドウグラスと対峙する場面で判断ミスをして、失点に直結するシーンがありました(詳細は前節のブログを参照)。
フィジカルが半端ないブラジル人、対人プレーの駆け引きが上手いブラジル人、それぞれと対峙する時のノウハウって色々あるわけで、それをミーティングでインプットするだけでなく、対人プレーの実践練習(いわゆる守備練習)も必要だと僕は思うんですが、いかがでしょうか?(前のブログと同じ結論になってしまい、すみません)
フィジカルゴリゴリ=アンロペ、駆け引き上手=ルーカスと、チーム内にお手本となる選手がいるわけです。
ミシャが頑なに守備練しないって話はよく聞くので、四方田ヘッドコーチが別枠で個人指導とかする形で、うまくPDCAサイクル回してほしいなと切に願います。
試合の約3分の1の時間帯で数的不利だったのに、ポゼッションで札幌が上回った形になりました。1-1イーブンの時間帯に2回ほど札幌にビッグチャンスがあって、そこを決め切れていれば・・・という展開でした。
次戦は川崎戦。2連敗と流れが悪いですが、気持ちを切り替えていきましょう!