コンサドーレ三上大勝GMがキックオフイベントで語った目標に対して意見を述べる

新年早々、僕はこんなツイートをしていました。

きっとキックオフイベントで、より具体的な何かを喋ってくれるだろうと期待していたので、昨日のキックオフイベントで三上さんが語った内容をサマリして、書き記しておきます。

キックオフイベントのアーカイブはこちら(↓)。三上さんの挨拶は32:55から。

●成績面の2024年の目標
・常にJ1リーグ一桁順位をキープ
・タイトル争いに関する言及があったが、解釈が難しい発言だった。三上さんの発言の文字起こしは以下の通り↓
「タイトル争い、タイトルを取るためにどういうことがあるのかということをもう一度経験する立ち位置、そういったところでやっていきたい」
→タイトルを今年取る、とは明言しなかったのは事実

●「ありたい姿」
勝つために必要な成長、その成長を促すために「楽しむ」

●経営面の現状
2023年は過去最高の売上だが、J1では15番目

●中長期の目標(26-27シーズンに向けて)
クラブ30周年に向けて、大きな結果を出すことに意義を感じている
→「大きな結果」とは具体的に何かは言及せず

●経営面の目標(キックオフイベントでは言っていないが1月4日のラジオでの発言)
クラブの売上を50億円にもっていく(いつまでに、という言及は無し)

ざっとこんな感じでしょうか。

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できれば社内資料を展開してほしい

組織のトップって、社内会議で「今年の目標」とか「中長期のビジョン」とかを社員に説明する際に、何かしらのパワポ資料を作るじゃないですか。

その資料をできればこういうプレゼンの際にモニターとかに表示してくれれば、上記のような「タイトル取るのは目標なの?」「大きな結果って具体的に何?」という疑問は即解決できるはずなんですよね。

「サポーターもクラブを一緒に作っていくパートナーだと思っている」とノノさん(前社長)は常日頃言ってましたが、サポーターも重要なステークホルダーだという認識があるならば、こういう目標とか中長期のビジョンをより、誤解のないように伝えるべきだと思うんですよね。

当然、社外秘の情報などは伏せる必要がありますし、全部の社内資料を開示せよと無茶な依頼をしているわけではありません。せめて目標やビジョンという極めて重要な要素は、認識齟齬をなくすために文書での公開を望みます。

ここを怠ると、昨シーズン終盤のようにフロントを糾弾する横断幕がゴール裏から出る事態に陥ります。

目標設定のSMART

ちなみに目標設定のSMARTってご存じですか?

これ(↑)は僕が研修講師としてよく喋っているコンテンツです。

・J1リーグで一桁順位(9位以内)
・売上50億円

などはMeasurable(測定可能)なので、非常に良い目標かなと。

26-27シーズンに向けた目標もTime-Boundなので良いんですが、「大きな結果」がSpecific(具体的)ではないんですよね。「タイトル争い」に言及した部分も具体的とは言い難く、結局真意が伝わっていません。

さすがに社内資料の中長期ビジョンのページで「26-27シーズンに大きな結果を出す」って書く人はいないと思います。何かしら具体的な内容が書かれているはず。そこをオブラートに包まずに、サポーターにしっかり伝えてほしいです。それこそがクラブの代表の役目だと僕は思ってます。

ちなみに「ありたい姿=楽しむ」については、敢えて抽象化する手法もあるので、僕は特に言及はしません。

以上、いちコンサルタントのたわ言でした。

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