エルカスティージョの引退清算が終わったので正確な回収率を計算してみた

今年の2歳馬で一口馬主5世代目となる僕ですが、今までの出資馬の中で最も稼いでくれたエルカスティージョが昨秋、怪我のため4歳で引退してしまいました。

その引退清算が完了したので、最終的に回収率がどうなったのか弊ブログで報告します。

一口馬主DBのエルカスティージョのページを拝借しました(サイトはこちら)。

募集価格3400万円に対して本賞金7694万円稼いだので、単純計算で回収率226%と計算されてます。

※プレミアム会員になれば出走奨励金なども加味されてもう少し回収率アップしますが、とりあえず無料で見れるサイトを参考にします。

「2倍以上も儲かって良かったね」と思うかもしれませんが、そうは問屋が卸しません。ここにはこの馬にかかった維持費や保険料などは加味されていません。

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維持費込みでの回収率は130%

僕は独自のエクセルシートで、全出資馬の出資金、保険料、維持費、分配金を管理しているので、そこから数字を持ってきます(エクセルシートはこちら↓)。

出資金が1口あたり85,000円
毎年かかる保険料が総額5,610円
毎月かかる維持費が総額48,550円

ということで総額のコストは139,160円となりました。

それに対して引退清算も含めた分配金は総額181,416円となり、これをコストで除算すると回収率130.4%という結果になりました。

この馬に2019年秋に出資し、丸3年間運用した結果、プラス42,256円の運用成果が出た、という形です。

【計算の条件】
・クラブの月会費3,300円は考慮に入れていません(複数頭持っている人が多いはずで、1頭あたりの月会費の金額は人それぞれ違うため)
・キャロットクラブ内のポイントを使った割引も考慮に入れていません
・一括払いの2%割引も考慮に入れていません

収益の大きい所の内訳は以下の通りです。

新馬戦勝利→14,534円
GⅡ5着→9,496円
1勝クラス勝利→14,877円
2勝クラス勝利→25,903円
3勝クラス勝利→24,562円
引退清算→40,983円

引退清算が一番プラス金額大きいという結果w

牝馬の場合、繁殖に上げるための買い戻し金(元値の10%)が引退時に支払われます。それに加えて、保険料の返金、抹消給付金、源泉徴収されていた金額が最終清算で年次分配される金額(ここが結構でかい)、それらが合算されて4万円弱の引退清算額になった、という訳です。

3勝クラス勝利の金額より2勝クラス勝利の金額の方が大きいのは、源泉税徴収が3勝クラス勝利時は1万円くらい抜かれていたため。この源泉徴収でガッポリもっていかれてたのが、清算時に返金される形になりました。

キャロット2018年産で総賞金6位

ちなみに2018年産まれのキャロットクラブ所属馬82頭のうち、エルカスティージョは2023年1月時点で賞金獲得ランキング6位となってます(出走奨励金なども加味すると9位ですが、それはプレミアム会員しか見れないので省略)。

牝馬はクラブの規定上、6歳春まで現役を続けられるんですが、4歳秋に引退してしまったのは残念の一言。残り1年半、健康に重賞戦線で活躍してくれていたら、と妄想してしまいます。

とはいえ、世代のトップ10入りしてやっと回収率100%超えという現実は、一口馬主の厳しさを物語っているとも言えます。

重賞戦線で活躍する馬を引き当てて、異常値の回収率を誇る馬を1頭引き当てないと、全体の回収率100%超えはかなりの無理ゲーだと実感してます。。精進します!

※キャロットクラブの許可を得て情報発信しています。

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