一口馬主という趣味は何故こんなに「沼」なのか言語化してみる

今年からサンデーサラブレッドクラブ(サンデーTC)に入会しました。ファイネストシティの23という馬に125万円出資することになります。

400口のキャロットクラブでは今まで6世代出資し、毎年かかる経費は数十万円でした(一口馬主DBのMy馬一覧はこちら)。今年から40口のサンデーTCに加入したことで、一口馬主にかける年間予算が一桁アップします。

なんだか金銭的にずぶずぶとハマっていくこの感覚がまさに沼そのものなんですが、一口馬主という趣味は何故こうも中毒性があるのでしょうか?

物書きとしてこの「一口馬主は沼である」要因を言語化してみようと思います。

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馬を選んでいる期間が無性に楽しい

「将来どれがGⅠ馬になるかな~」と妄想しながら馬選びをしている期間、これがプライスレスかと。

「自分に選択権がある」、つまり自己決定権を保持している状態がより幸福度を高めるという研究結果がありますし、カタログをペラペラめくっているこの時期が、至福の時だなと当事者としても感じます。

申込の当落がわかるまでのドキドキ感が堪らん

ポチっと申し込んだ後、抽選結果がわかるまで1週間もかかるサービスってあんまりないと思います。100万円を超える買い物で、買えるか否かの回答まで1週間かかるとか、すごい焦らしプレイかとw

その焦燥感、ドキドキ感が堪らないし、抽選結果画面を開ける時のワクワク感、結果が判明した瞬間の「うおおおぉぉぉおおおおお!!!」とアドレナリンがドバドバ出る感覚、これは毎年体験していることなんですが、本当に中毒性があります。

400口と比べると40口クラブは金額が10倍になるので、ある意味アドレナリン放出量も10倍に感じるかもしれません・・・。

黒字になる確率も絶妙

一口馬主DBのコラムによると、一口馬主が一頭の馬に出資して黒字が出る確率は12.8%だそうです。このパーセンテージは、射幸心を煽る意味で、とても絶妙な値だなと感じます。

100戦100勝の簡単なゲームだとすぐ飽きるし、全然勝てないとなると「この糞ゲーが!」と離脱してしまうわけで、「8頭出資すれば1頭当たりを引ける」という確率は「次の世代こそは当たりを引いてやる!」と出資者を躍起にさせる見事な塩梅だなと思います。

見返りのある「推し活」

以前ブログにも書いたんですが、やっぱり愛馬を応援する「推し活」というアクティビティそのものが、異様に楽しいなと感じます。

応援馬券を買う、競馬場や牧場に出掛けて出資馬に会いに行く、など愛馬を「推す」行動そのものが自己肯定感を高めますし、8分の1で当たりを引けば黒字にもなる。これはハマりますよねw

依存症にならない程度にブレーキをかける

ということで、一口馬主がいかに沼であるかをつらつらと書いてきましたが、この依存度はある程度気を付けないと、破産したり人間関係を壊したりするリスクがある点はしっかり留意する必要があります。

分野はちょっと違いますが、スポーツ賭博の依存症で一躍有名になった某通訳さんの例もありますし。

しっかり予算の限度額を決めて、趣味の枠で楽しむマネジメント能力を併せ持ってないと人生オワタになりますので、ご注意ください。

僕も40代後半に差し掛かり、自分事で勝負する世代ではなくなってきました。これからは「自分以外」のものに投資して夢中になる道を歩もうと思います。

一口馬主関連で色んなコラム書いてます↓

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