過去ブログから残しておきたい文章を移行しています。哲学的なエントリー一覧はこちら。
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「自由」という言葉を聞いて、みなさんはどんな印象を持つだろうか?
・自分の好き勝手にできる
・束縛や拘束を受けない
・何やっても問題なし
大体こんなイメージで、日本では通ってるように思う。
Freeという英単語から「自由」という日本語を創作したのは、かの福沢諭吉氏である。
彼がFreeという言葉の概念から導き出した日本語は、「自らを由とする=自由」というもの。
「由」という漢字は例えば、「知る由もない」という使われ方が現代でもされている。
つまり、自由という日本語は、語源的には「なんでもオッケー!」みたいな意味ではなく、直訳すると「自らを手段とすること」となる。
これをもっとわかりやすく解釈すると、「自らの価値観を元に行動すること」、「自らの拠り所を自分自身に置くこと」と言えるかもしれない。
そういった意味で僕は、真の意味での「自由人=Libero」でありたい。
自らの意志で選んだ道を自らの足で歩む。
そこに道がなかったら、自らの力で切り開いていく。
半年後に発つ世界一蹴の旅においても、365日24時間ドFreeな環境の下、自分自身を軸に据え、自らを由としながら、我が道を突き進んでいきたい。
と、あくまで理想を述べてみたが、きっと旅先で、「ちょっと今日中にブログ上げなきゃいけないんで、ホテル帰るわ・・」と意味不明な呪縛に囚われながら、自由とは程遠い生活をしてるかもねw
(2008/12/06)