ACLとは何? 12月1日の最終決戦を前にコンサドーレ初心者に解説します

コンサドーレの人気選手、都倉賢選手がツイッターで下記のような呼びかけをして、多くの札幌サポーターが今週限定でツイッターアカウント名の末尾に「行くぞACL!!!」という文言を付けています。

12月1日の最終節、2位広島との直接対決で4位札幌が勝てば、Jリーグ3位以上が確定し、ACLプレーオフへの出場権を獲得できます。

道内のメディアもこぞって報道してくれているので、今週末の札幌ドームは満員が予想され、何千人、下手したら何万人の「コンサドーレ初心者」、「Jリーグ初心者」が来場すると思います。

ということで、普段Jリーグを見ない人にとっては、「ACLって何それ美味しいの?」って人も少なくないと思われるので、簡単に解説しますね。

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ACLとはアジア王者を決める大会

ACLとはAFC Champions Leagueの略です。アジアチャンピオンズリーグという言い方の方が普及していますが、正しくはAFCチャンピオンズリーグです。

AFCとはAsian Football Confederationの略で日本語訳は「アジアサッカー連盟」です。

つまりACLとは、アジアサッカー連盟に所属するクラブの中で、アジア王者を決める大会のことを指します。

より知名度の高いUEFAチャンピオンズリーグ(ヨーロッパのクラブ王者を決める大会。CLとか欧州CLとかUCLとか略します)のアジア版と考えると良さそうです。

各国のリーグ戦上位クラブやカップ戦王者が選抜され、前半はリーグ戦、後半は決勝トーナメントを開催して、約10カ月かけてアジア王者を決めます。

今年2018年は、日本から4チームが出場し、昨年Jリーグで2位で出場権を獲得した鹿島アントラーズがACL優勝を果たしました。

2019年の日本枠は、J1リーグ王者と天皇杯(カップ戦)王者がストレートイン、J1の2位と3位がプレーオフに回るルールとなっています(カップ戦王者とJリーグ上位クラブが重複したら、J1リーグ4位のクラブが繰り上げになります)。

コンサドーレは最終節に勝てば3位以上が確定するので、2月19日のACLプレーオフに出場できるわけです(プレーオフに負けると本戦に出れないという点はお忘れなく)。

医療関係者は勘違いするかも?

蛇足ですが、医療関係者にとってACLとは、Anterior Cruciate Ligamentの略だそうです。日本語では前十字靭帯のこと。

FC東京のコールリーダーである植田朝日氏が数年前に、FC東京がACLに出場するシーズン前に、フットサルで前十字靭帯を損傷し、整形外科での診断で、会話が微妙に噛み合わなかったそうです。

医者「これは前十字靭帯損傷ですね」
朝日氏「マジで?ACLダメじゃん!」
医者「ACLなんて単語、よく知ってますね。そうです。ACLです」
朝日氏「え?専門用語?どういうこと?」

観戦チケットは売り切れ必至!お早めに!

コンサドーレは数年前に「北海道とともに、世界へ」というスローガンを使うようになりました。まさに北海道から海を渡り、アジアを舞台に戦う権利の獲得まで残り1勝というところまで来ました。

コンサドーレの最終節って、J1昇格を懸けた2011年など、結構メモリアルな試合がありましたが、ACL出場権を懸けた最終節なんてのは、コンサドーレ史上最高の舞台と言っても過言ではありません。

ということで、12月1日土曜に都合がつく道民の方は、是非札幌ドームに足を運んでください!チケットの販売状況は11月27日火曜時点で以下の通り↓

引っ張れば引っ張るほど、売り切れる券種が多くなると思うので、お早めにお買い求めください!

14時キックオフですが、当日は大変な混雑が予想されます。自由席のチケットの方は開場時間に来場しないと、知人と隣り合わせの席を確保するのが難しくなると思います(開場時間はチケットに書かれている時間をご確認ください)。

チケットの購入方法はこちら

僕も当然、週末帰省して札幌ドーム参戦します!

最後にJ論コラムの紹介↓

村上アシシのプロフィール↓


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